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Holiday From Real

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『ウィーン売買条約の実務解説』

昨日、ふらっと書店に行ったら、表題の本を見つけました。留学時代にお世話になったDTさんが著者の1人で加わっている本で、そういえば、そのような本を出すと話されていたなーと思い、編著者のページを確認の上、即購入したのでした。今度DTさんに会うときにでも著者のサインをもらおうと思っています。

内容は、タイトルのとおり、学者、弁護士および商社の方で書かれたウィーン売買条約に関する本で、まだあまり目を通せていないのですが、具体例も多く、分かりやすく書かれているような印象を受けます。国際取引の法務に関わる仕事をしているような人は、手元に1冊購入しておいて損はないような気がします。

まー、人の書いた本で関心している場合ではなく、私自身も何か執筆などもした方がよいのでしょうが(実際、留学前にはやっていましたし。)。雑誌への記事掲載あたりから、何か書けるテーマがないか考えてみようとは思っているところです。
# by fbrat | 2009-07-27 01:40 | その他いろいろ

26時間テレビ

土曜日にNYから帰ってきたのですが、深夜、フジテレビの26時間テレビ(←これって、前は「27時間」じゃなかったでしたっけ?)恒例のさんまとSMAP・中居のトーク番組を見ていて、ちょうど2年前はこれを見ながらNY出発直前の荷造りをしていたなーと思い出し、感傷的な気分になりました。毎年、さんまがその1年間で気になった女性を10人挙げて、連絡がとれる人にはとったりするという企画があるのですが、そこでたまたま私とK吾さんの共通の知人(←といっても、もう何年も会ってないですが)が取り上げられていて、深夜、荷造りの途中に、当時すでにボストンにいたK吾さんにメールしていたりしたのでした。この番組以前に、今回のNY旅行自体が、楽しかったNY生活を思い出させていろいろと感傷的な気分になることが多かったですが、旅行の詳しい話はまた追って。

あと、今年の番組の中で、中居と今年の総合司会の紳助が、外国人はいくら美人でも性的な対象としては見られないと言っているのを聞いて、そういうふうに思う人がいるんだなーと思いました。今回、NYに行ってきて、やっぱり外国人は、男性も女性も、格好いいしきれいだなーと改めて思っていたところだったのですが。もっとも、こちらがどう思うかは別として、私の海外留学・研修中に、周りで日本人男性が外国人女性と付き合ったという話は聞かなかったですし、一般的にも、日本人男性というのは外国人女性にはあまりモテないようです。それを考えると、森鴎外というのはすごかったんだなーと改めて思いました。あと、日本人男性とは反対に日本人女性は外国人男性によくモテるようです。
# by fbrat | 2009-07-27 00:56 | その他いろいろ

Powerless Mets & Dominant Santana

昨日は昼に人と会う約束がキャンセルになったので、またラーメンを食べに行った後で、街を買い物もしながらフラフラ散歩し、午後4時からはホテルに帰ってきて、久しぶりにメッツ戦の野球中継を楽しみました。

ホテルのテレビは、非常にいただけないことになぜかSNY(←メッツのオーナーのTV局で、主要局で中継がない場合のメッツ戦をすべて中継)が入っていないのですが、昨日はFOXでの中継だったので、見ることができました。

昨日のメッツの先発は、エース、サンタナ。一方のブレーブスは川上憲伸。この顔合わせで負けるわけにはいかないだろうと思ってみていたのですが、サンタナはいつも通り(いつも以上に?)安定したピッチングを見せるものの、メッツ打線が川上を打てずに試合は0-0のまま進行します。

メッツの打線が一巡するまでの間、各打者の成績を見ていて思ったのですが、長打力不足が甚だし過ぎる気がしました。メッツの昨日の先発メンバーの本塁打数を通算すると、なんとたったの19本(!)。プホルスは既に34本ホームランを打ってるし、フィリーズは1人で20本以上打ってるバッターが4人いるというのに。

一昨日の試合で怪我したシェフィールド(チーム最多の10本塁打)がスタメン落ちしたのが大きいといえば大きいですが、ここまでのメッツの本塁打数は、なんとメジャー30球団の中で最低の52本。新球場のシティ・フィールドが本塁打の出にくい球場であることも原因の1つとして挙げられていますが、昨日の中継の解説によればビジターゲームでの本塁打数も最低らしいです。その最大の理由は、やはりデルガド、ベルトランといった長打力のある選手たちの故障があると思いますが、唯一怪我なく奮闘しているライトも、今年はなぜか打率は高いものの、ここまでわずか5本塁打。.324打ってる選手をつかまえて不振というのはどうかと思いますが、やはりある種のスランプであるような気もします。昨日も3回敬遠されてましたし、他のパワーヒッターがいないせいで、まともに勝負してもらえないというのも原因としてはあるのかもしれませんが。

さて、試合にもどると、メッツは6回表、ようやく川上を捕えて…といっても、川上の押し出しと内野ゴロの間に2点を先制。一方のサンタナは7回に満塁のピンチを招くも、無失点のまま7回を5安打2四球の素晴らしい内容で降板。後続に後を託します。

メッツは8回からフェリシアーノ。今年は好調らしいのですが、いきなりチッパー・ジョーンズにソロホームランを浴び、続くマキャンにもヒットを浴びて1アウトも取れずに降板。不安がよぎります。続いて出てきたグリーンがマキャンの盗塁死があったものの、四球を出し、さらに出てきたミッシュも連打を許して2アウト満塁。抑えの前の中継ぎが壊滅的状況(←去年の終盤は抑えも含めて壊滅的状況でしたが)というここ2年くらいのメッツの悪癖が顔をのぞかせます。こういうことがないようにKロッドに加えてプッツも獲得したのに…。最後はストークスが出てきて代打ノートンから三振を奪ってなんとかピンチを脱出しましたが、ブレーブスのベンチにノートンしか残ってなくてよかったという感じでした。

9回表、メッツはパガンのタイムリー3塁打、カスティーヨのスクイズなどで3点を加点。この日、パガンはよかったです(3安打)。去年の序盤戦の好調時のような勢いを感じました。メッツは、4点差がついたものの、最後は予定どおり、Kロッドを投入して逃げ切ったのでした。サンタナはこれでリーグトップに並ぶ11勝目。チーム状態がこんな状況にもかかわらず、さすがエースというべき成績です。

ということで、いろいろ書きましたが、なんだかんだ言って、中継を楽しみました。NYまで来てホテルにこもってTVで野球見てるなんて、何やってんだと他人からは言われそうですが、実は、私がNYで一番やりたかったことは、こうしてメッツ戦の野球中継を心ゆくまで見ること(もちろん生観戦が最高ですし、この後行く予定ですが)だったような気がしました。

(追記 7月19日)
今日はESPNでメッツ戦を中継していたので、2日連続でTV観戦。メッツの先発はニエベ。ここまでメーン、ペレスの怪我で空いたローテーションを埋める活躍を見せてきたニエベですが、私自身はまだその投げる姿を見たことがなかったので、楽しみにしていたのですが、1回を投げた後、2回表の打席で内野ゴロを放った際に全力疾走で1塁に駆け込んで、足を痛めたようです。また、故障者…。

代わったレディングがピリッとせず、2回にエスコバルのソロホームラン、4回にもエスコバルのタイムリーで計2点を失うと、5回にピンチを招き、ノーアウト満塁でレディングに代わって出てきたピッチャーは元巨人のデセンス…。もう少しまともな選手はいないのでしょうか。。デセンス、そして続けて出てきたミッシュも打たれてこの回5失点。一方のメッツはフランコアのタイムリーによる1点だけで7-1で敗れたのでした。

正直、今の故障者だらけの陣容では厳しい気がします。トレードデッドラインが近いですが、何か補強はあるのでしょうか。まさか、あきらめる方向で選手を放出なんてことはないだろうと思いますが…(まー、放出する選手にも事欠く状態ですが。)。
# by fbrat | 2009-07-19 19:39 | Mets/MLB

今、Brooklynが熱い…のは音楽だけ

昨日からNYにやってきました。

まだそれほどは忙しくなく、あまり仕事は持ってこなかったので、一部の人には、こちらで日記がてらブログを更新すると話してしまったのですが、うっかり写真をデジカメからパソコンに転送するコードを持ってくるのを忘れてしまったので、やっぱり今回の旅行についてのブログの更新は基本的に帰国後になります。すみません。

ということで、写真がなくても書ける話を…ということで。

MGMTのブレイク以来、ブルックリンの音楽シーンが熱いといわれています。最近、出た左掲のAmasing Babyのアルバムもなかなかよかったです。

で、今、ブルックリンのラーメンシーンも熱いと書きたかったのですが…。そう、一蘭の話です。でも、どうもNYにいる方のお話をうかがう限りは、まだ開店していない模様。ネットで情報収集してみたところ、下記↓の記事を発見したのでした。

「一蘭」はNYでは「会員制」?(livedoorニュース)

一蘭のwebsiteを見ても特に情報がないですし、まだまともには開店していないということなんでしょうかね。開店してるなら、今回のNY訪問に際して行ってみようと思っていたのですが、残念です。

なお、昨日、NYに来てから既に2杯ほどラーメンを食べているのですが、それについてのレポートは写真入りなので、帰国してからということで。
# by fbrat | 2009-07-18 21:19 | Gourmet (主として麺)

French Open Tennis 2009

先週の今ごろはちょうどウィンブルドンでのフェデラー対ロディックの激闘をTVで見ていました。この2人の顔合わせは、私が2年弱前に、まだNYでの留学生活も始まったばかりのころ、全米オープンの準々決勝を見に行って、見た試合と同じ組み合わせでした。そのときはフェデラーがストレート勝ちしていたので(それ以外にも過去ウィンブルドンの決勝でロディックが既に2回敗れていたのも含め、この両者の対戦成績はフェデラーが圧倒的にリードしているのですが)、この試合は何となくロディックのリベンジなるかということで、ロディックに肩入れして見ていたのですが、結果は、ファイナルセット第30ゲームまでもつれ込む大接戦の末、フェデラーが6度目のウィンブルドン制覇を果たしたのでした。しかし、素晴らしい戦いを見せてくれた両選手をたたえたいと思います。

ちなみに、女子シングルスの決勝は、これも私が去年の全米オープンで見たのと同じ顔合わせのウィリアムズ姉妹による姉妹対決でした。これまた私が見たときと同様、妹のセリーナの勝利。

ところで、私の海外研修は5月の初めに終わりだったので、さすがにウィンブルドンまで現地で見るのは厳しいかなーと思っていたのですが、ローランギャロスについては現地で見られないかと思ってたところ、まだ全仏オープンの時期は日本での仕事再開前だったので、1回戦(大会3日目)でしたが、チケットを入手して、ヨーロッパ旅行中に見てきました。チケットは公式サイトで大会開始数日前に購入したため、もうほとんどの日のチケットは売り切れており、残っていた日のチケットを購入して見に行きました。ただ、日本の旅行会社に手配してもらうと数万円かかりますが、公式サイトからだと数千円で購入できたので(正確な金額は覚えてない)、英語OKで、かつ、公式サイトで既に売り切れた日の試合を手配したいとかでないなら、自分で公式サイトで購入する方がよいのではないかと思います。

ということで、やってきましたローランギャロス↓
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(※間違える方がいるといけないので念のため、私が購入したのはこの後書くとおりセンターコートのチケットだったのですが、これは別のコートの外観。センターコートの外観は撮り忘れました…。)

チケットは、ローランギャロスの主な3つのコートのいずれかのチケットを購入すると、会場内にも入れるという形のチケットでした。私が購入したのはセンターコートのチケットで、この日はセンターコートでは4試合が予定されていました。また、このチケットで他の2つの有料コート以外のコートで行われる試合も見ることができました。
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センターコートの第1試合は女子シングルスで、女子第5シードのヤンコビッチ(セルビア)対ツェトコフサ(チェコ)。
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↑ヤンコビッチ
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↑ツェトコフサ

ヤンコビッチは、やはり2年前の全米オープンでも見ていたのですが、そのときはヴィーナス・ウィリアムズが相手だったこともあり、攻められてもがんばってつないでという印象が強かったのですが、さすがに1回戦で格下相手には、パワフルなショットで圧倒するような場面も何度かありました。

試合途中、雨が降り出して、2時間近く試合が中断。途中、雨脚がかなり強く、このまま中止になるんじゃないかと不安を覚えました。私は旅行者の身で、前後の予定はびっちりつまっているため、中止になったりしたら、翌日また見に来るというようなことはできなかったからです。いったんコートからは撤退して、昼飯を食べながら、やんでくれーと祈ってたら、しばらくして雨脚が弱まり、さらにしばらくすると完全にやんで、試合再開。
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第1試合は、再開後も終始相手を圧倒したヤンコビッチが6-2、6-3でストレート勝ち。

第2試合は男子シングルスで、男子第4シード、同じくセルビアのジョコビッチが登場。相手はエクアドルのラペンティ。
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↑ジョコビッチ。格好よかったです。
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↑ラペンティ

このラペンティ、実際にベテランの選手ではあるのですが(それでも私よりは若いけど)、なんか動きがおっさんぽい選手でした。そのうえ、足を故障しているらしく、途中、治療しながらの試合。その割には(おっさんぽい動きだけど)よく動いて頑張っていたのですが、足の故障が悪化したようで、ジョコビッチの6-3、3-1となったところで、途中棄権。ジョコビッチをもう少し見たかったのに、残念でした。

第3試合はやはり男子シングルスで、第9シードのツォンガ対ベネトーのフランス人対決。自国の期待の選手登場ということで、会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。
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↑ツォンガ
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↑ベネトー

このツォンガ、私は一昨年アメリカにいたころに全豪オープンの決勝をテレビで見ていたときに見ましたが、サーブとストロークの強打を武器にパワーで勝負する選手という印象。この日も豪快なテニスで楽しませてくれました。

観衆の期待は、フランス若手期待の選手であるツォンガの勝利だったように感じられましたが、そこはベネトーも同じフランスの先輩選手としての意地があります。第1セットを競って6-4でツォンガがとった後、第2セットはベネトーが6-3で取り返します。その後、ツォンガの6-3、6-4と、最後まで競った展開も、最終的にはツォンガがランキングどおりの実力を見せて振り切ったのでした。

ここで、他のコートの試合も見に行こうと、いったんセンターコートを後にしました。実は、この日は日本の期待の若手、森田あゆみ選手が、第8コートの第4試合の女子ダブルスの試合に登場する予定だったので、それを見に行こうと思ったのでした。

で、第8コートに行ってみると、既に第8コートは予定の試合は終わったということで、閉められようとしていました。あー、終わっちゃったか…、と思い、それじゃ別のコートを見ようと思ってウロウロしていると、森田選手の試合を発見。どうもセンターコートなどの有料コート以外は、早く空いたコートがあれば、当初の予定にかかわらずコートを動かして試合をどんどん入れていくということのようでした。
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試合はすでに終盤で、結局、最後の3ゲーム程度を見たことになりました。第10シードのマテック、ペトロワ組相手に、森田、リバリコワ組は7-5、6-3とゲーム数は競ったものの、ストレート負け。森田はストロークは素晴らしいショットが多く、他の選手に負けてない印象を受けたのですが、上背がないため、やはりサービスなどはやや苦しい印象を受けました。

森田選手の試合がすぐに終わってしまったため、再びセンタコートに取って返して、センターコートの第4試合を観戦。女子シングルスで、フランス期待の若手コルネ対アニ(エストニア)。
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↑コルネ
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↑アニ

コルネは小柄な選手で、ぱっと見かわいらしい感じですが、しばしば不機嫌そうに審判にクレームをつけるなどしていて、気難しいお嬢様といった感じ。そんな印象はともかく、コルネは小柄ながら正確なストロークを武器に試合をリードしており、やはり上背がないのでセカンドサービスをアニに叩かれてリターンエースを決められるなどの局面もありましたが、それでも今大会でもシードされる実力の持ち主で、森田などが1つ参考にしていけるような選手なのではないかという気がしました。

試合は第1セットをコルネが6-4でとり、第2セットも終盤に入ったところで、日没サスペンデッド(正確に第何ゲーム目でサスペンドになったかは忘れました。。翌日、7-5でコルネが第2セットもとってストレート勝ちしたようです。)。ちなみに日没といっても、もう午後9時近く。この時期(この日は5月26日でしたが)のヨーロッパは日が長いのです。丸一日すっかりテニスを堪能して、満足して家路(ホテル路?)についたのでした。
# by fbrat | 2009-07-13 02:07 | Sports (上記以外)