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Holiday From Real

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Peru旅行 その1(Nazca)

前に書いたとおり、大学の春休みを利用して、NYUのLL.M.でご一緒のYさん夫妻&Fさん(男)とともにペルーに行ってきました。先週の今ごろはまだリマ空港で帰りの飛行機を待っていたのですが、既に遠い昔のことのようです。ということで、忘れないうちにペルー旅行記その1。

旅行の初日は、午前中にマンハッタンを出て、Newark空港へ。しかしながら、リマのホテルに着いたのは現地時間の午後11時ころで、その日はペルーでは何もすることなく就寝。

その意味では、2日目が実質的に旅行の初日だったのですが、この日は早速あの有名なナスカの地上絵を観に行きました。リマからは国内線の飛行機で1時間弱でナスカの地上絵から最寄りの空港であるイカ空港へ。もっとも同空港は、空港というにはあまりに簡素な施設で、飛行機の発着スペースの横に、土産物屋と休憩所があるというレベルのものでした。

ナスカへのフライトの前に、バスでイカ空港周辺の観光地へ。イカ空港周辺は砂漠が広がっているのですが、まずはその中にあるオアシス、Huacca Chinaへ。オアシスというものを見たのは生まれて初めてだった気がしますが、本当に砂地の中にポツンと池がありました。

オアシスの池とそのほとりにいた赤いくちばしの鳥↓
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Hucca Chinaの後は、近くの博物館へ。
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内部は撮影禁止だったため、写真はありませんが、インカ時代のミイラなどが展示されていました。まだ、このころは、“おー、ミイラだ。”という感じだったのですが、その後、たくさんのミイラさんとご対面したので、旅行の終盤では、“あー、ミイラね。”という感じになってました。

博物館から帰って、いよいよナスカの地上絵へ。

ナスカの地上絵は、ご存じのとおり、空から見ないと何だかわからないので、セスナ機で空から地上絵を見下ろすことになります。

イカ空港を飛び立ってしばらくすると、まず三角形や四角形の模様が目に入り出します。

こんな感じ↓の三角形の模様が結構たくさんありました。
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三角形の次に目に入ってきたのは“宇宙人”。これは他の地上絵よりも後から発見されたという話なのですが、他の地上絵と微妙に趣きが異なり、後から書かれたのではないか?という疑念もぬぐいきれない気がします…。
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“宇宙人”を過ぎたあたりから、だんだんと気分が悪くなってきました。別に宇宙人に乗り移られたわけではなく、セスナが右へ左へと大きく揺れるので、おそらく乗り物酔いしたのだと思います。セスナの操縦士は地上絵が見えやすいように、よかれと思って機体を傾けてくれるのですが、これが酔いを増幅しました。

日本人の観光客が多かったので、セスナの操縦士が片言の日本語で“ミギ。ココ、ココ。ハネノシタ。”などと言って地上絵の位置を教えてくれるのですが、地上絵は必ずしもくっきりと見えるわけではなく(←この点はやや期待外れでした。)、どこの部分が地上絵なのか分からないうちに通り過ぎてしまうことも何度かありました。Yさん(夫)やFさんはそれでも頑張ってたくさん写真を撮っていたようですが、私は内側の席だったこともあり、途中で写真を撮るのはやや諦め気味になってしまいました。ということで、三角形と宇宙人以外で私がちゃんと撮れたのは↓のハチドリ(写真の左上です。)のみ。
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ナスカの地上絵の後、イカ空港近くのホテルで昼食をとってリマに帰ってきました。この日が旅行の日程の中では一番予定が詰まっていない日だったのですが、乗り物酔いしたこともあって、結構ぐったりと疲れました。次の日に行く予定であったクスコは高地にあって高山病も懸念されただけに、こんなことで旅行のこの後の日程は大丈夫だろうかと若干不安になりました。
by fbrat | 2008-03-30 13:49 | Journey