One day, we gonna eat noodles in Paris, I promise~♪
研修中や研修終了後の旅行などで、まだこのブログに書いていないものについては、追い追い書いていこうと思ってるのですが、いつになるか分からないし、書かないまま、なし崩し的にブログが終わってしまうおそれも、相当程度あるような気がするので、情報的に古くなってしまうとイマイチと思われるものについては、先に書いておこうと思います。
ということで、昨日からのラーメンレポートの勢いを駆って、5月のヨーロッパ旅行の際に立ち寄ったパリの麺事情についての報告から。
パリについた初日(5月24日)、午後にパリ入りしたのですが、ホテルがノートルダム寺院近辺だったので、その付近を観光して、その後、午後5時頃になって、まず1軒目のラーメン屋へ。
1軒目は、ロンドンで知り合った同業者のIさんから、おいしいと言っていた人がいたと教えていただいた「ひぐま」。
ラーメンは何種類かあったのですが、店員さんにどのラーメンがお勧めか聞いたところ、味噌がお勧めだというので、味噌ラーメンを注文。
で、出てきたのがこれ↓
感想ははっきり言ってイマイチ。これなら(まだブログに書いてませんが)、ロンドンの居酒屋「りぼん」の味噌ラーメンの方がおいしかったです。私が行ったのは、パレ・ロワイヤル店で、他のラーメン屋などの日本料理のお店が立ち並ぶRue Ste-Anne通りにも店舗があり、もしかすると、そっちはおいしいという可能性もありますが、2店舗試してみる気力は湧きませんでした。
この日は、昼ご飯を食べていなかったので、まだまだ物足りないと、上記のとおり、日本料理のお店が立ち並ぶというRue Ste-Anne通りに足を向けました。確かに、たくさんラーメン屋などの看板が出ています。そこで私の目に入ってきたのが、このお店↓
これもロンドンで知り合った日本人の方から、パリには国虎屋というおいしい讃岐うどんのお店があると聞いていたのでした。探していたラーメン屋が見つからなかったこともあり、じゃあ、うどんでも食ってみるかということで入店(←そのために、この記事のタイトルが「パリのラーメン事情」ではなく、「パリの麺事情」なのです。)。
冷やしうどんを注文。で、出てきたのがこれ↓
いや、おいしいうどんだったし、ロンドンではこんなうどんは食べなかったのですが、うどんに詳しくない私としては、これがどの程度のレベルのうどんなのかはよく分かりませんでした。まー、でも、ヨーロッパで食べられるうどんとしては、おそらく屈指のレベルなのではないかと思います。
で、お腹もだいぶ満足したので、帰るかと思い、ぶらぶらと南下したところ、探していたラーメン屋を発見。いや、正確にはラーメン屋ではなく、日本料理のお店だったのですが、以前、そのうちにパリにラーメンを食べに行こうと思って、予め、パリで研修している後輩のMさんに、パリでおいしいラーメン屋はどこ?と質問しておいたのですが、その答えが「Zen」というお店がおいしいという噂です、というものだったのでした。で、その「Zen」を発見したのでした。実は、よく調べもせずに、Rue Ste-Anne通りにあるんじゃないかと思って、適当に探した結果、見つけられなかったのですが(上記で、国虎屋に入る前に見つからなかったと書いたのは、このお店)、実際には、その日本料理屋が集中したエリアよりも、もっと南のルーブル美術館寄りのエリアにあったのでした(住所は、8 rue de l'Echelle 75001 Paris)。
探していたお店を見つけてしまったところ、心なしか、またお腹が若干空いてきた気がしたのですが、Zenは午後7時開店とのことで、まだ開店まで若干時間がありました。ということで、近くのパレ・ロワイヤルの庭園で一休み。
数百年の歴史を持つパレ・ロワイヤルでも、麺類を立て続けに食べるための腹ごなしの場所として、ここを利用した人は、おそらく数えるほどしかいないのではないでしょうか。
さて、午後7時になったので、満を持して、Zenへ。
醤油ラーメンと味噌ラーメンがあったのですが、醤油ラーメンの方がメニューに写真が載っていたりして、お勧めっぽかったので、こちらを注文。
で、出てきたのがこれ↓
食べてみて…感心しました。醤油の味がちゃんとする醤油ラーメンといった感じです。少なくともロンドンで食べたどの醤油ラーメンよりもおいしかったです。まー、わざわざユーロスターに乗って食べに行く価値がありますか?と聞かれると、ないような気がしますが、この時点では、私の中のヨーロッパの醤油ラーメンNo.1。Zenについては、後日、モンサンミッシェルの日本語バスツアーに行ったのですが、その日本人ガイドも(ラーメンについてではなく、日本料理店としてということでしたが)、お勧めと言ってました。
この日は、さすがにこれで打ち止めだったのですが、後日、さらに2軒ほどパリのラーメンを食したので、さらに続けて書いておきたいと思います。
1軒目は、『地球の歩き方』に載っていた「来々軒」。私は『地球の歩き方』のラーメンの評価については、あまり信用していないのですが(まー、別にラーメンのガイドブックではないですから)、一応、褒めてあるし、つぶしておくかと思い、足を運んだのでした。
メニューの一番上にあった醤油ラーメンを注文。で、出てきたのがこれ↓
食べてみて…これが、予想外においしかったです。上記のとおり、あまり期待して足を運んだわけではなかったのですが、Zenと甲乙つけがたいレベル。というか、個人的にはむしろZenよりも好きかも知れないと思いました。Zenよりもこちらの方がオーソドックスな醤油ラーメンという感じでしょうか。
2軒目は、これも『地球の歩き方』に載っていた「えびす」。日本人経営の中華料理屋ということで、坦々麺がおいしいということだったので、行ってみました。
もちろん坦々麺を注文。で、出てきたのがこれ↓
さすがに、Zenや来々軒がおいしかったからと調子に乗りすぎました。そんな、坦々麺までおいしいものをヨーロッパで求めるというのは贅沢過ぎですね。
ということで、結論としては、パリには醤油ラーメンに関しては、ロンドンを凌ぐお店が2軒(Zen&来々軒)あることを発見しました。まー、ロンドンには大したお店があるわけではないので、凌ぐのは簡単なのですが。あと、わざわざロンドンからラーメンのためだけに行くほどかというと、それも微妙。でも、ロンドンをはじめ、ヨーロッパの他の都市から、パリに行く機会があるようであれば、上記の2軒のラーメン&国虎屋は足を運ぶ価値があるように感じました。