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Happy Birthday!! 俺 2008

グリニッジ標準時でも日付が変わって12月31日になったので。去年と同じく、特に誰も祝ってくれる予定などないので(もっとも、数日先んじて、ちらほらと誕生日おめでとうというメールはいただきました。ご連絡いただいた方、改めてありがとうございました。)、自分で祝ってみました。

今日でもう33歳です。100年生きるとしてもほぼ3分の1が既に終わってしまったことになります(実際は100歳まで生きようなんて図々しいことは考えてませんけど。)。新たな3分の1、人生のセカンドステージ(?)ということで、また新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。

2年続けての海外での誕生日です。去年の今頃は今年の今頃も海外にいるだろうとは思っていましたが、まさかロンドンにいるとは思っていませんでした。ロンドンに来た当初は、慣れずに心なしか寂しい気分も味わいましたが(←日本に帰りたいとは全然思わなかったけど、NYに戻りたいと思った)、最近のブログの記事を見ていただけば分かるとおり、サッカーにはまるにつれて(?)、ロンドンにも馴染んできた気がしています。

年初に立てた目標の達成具合については、聞かないでください。大雑把に言えば、自分の力でどうにかなるものは概ねどうにかなったし、自分の力でどうにもならないものはどうにもならなかったというところです。来年については、半年もしないうちに日本での仕事に復帰する予定なので、今のところは残りの海外生活を悔いのないように満喫したいという以上には、特段の目標はありません。平日、それほど忙しくない仕事をしているだけで、ブログの更新が滞りがちなので、日本に帰ったらこのブログは終了すると思います。せめてそれまでは、ブログに書くネタがたくさんあるような、あるいは、ブログを書くヒマがないくらい充実した生活を送れれば、と考えています。

来年もよろしくお願いいたします。皆様、よいお年を。
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by fbrat | 2008-12-31 09:31 | その他いろいろ

Footballな週末 その3 ~ Jets vs Dolphins

なぜ数週間前の週末が"Soccerな週末"で、こないだの週末が"Footballな週末"だったかというと、こないだの週末はサッカーだけではなく、日曜日の夜にさらにアメフトを見に街に繰り出したからでした。

私が応援するジャイアンツは今年は早々とプレーオフ進出を決め、第1シードの座を確保していたのですが、この日はジャイアンツ戦以外に見たい試合があったのでした。

ジェッツ対ドルフィンズ。昨年の間はジェッツを応援するも、年末に見に行った身も心も寒い試合でジェッツを見限り年明けからのプレーオフにおける戦いぶりでジャイアンツファンに宗旨替えした私ですが、この日のジェッツ対ドルフィンズの試合は、アメフトに多少なりとも関心がある人であれば興味を惹かれずにはいられないような対戦でした。

昨シーズン終了後に引退宣言しながらも、シーズン開始直前の引退撤回で、ジェッツに電撃トレードされた、将来の殿堂入り間違いなしといわれる名QBブレット・ファーブ。そのあおりを受けてジェッツからドルフィンズに放出された去年までのジェッツの先発QBチャド・ペニントン(後半はクレメンスに先発の座を奪われがちでしたが…。)。去年1勝15敗に終わったドルフィンズは今年見事なturnaroundで、第3節でペイトリオッツの昨年からの連勝をストップすると、そこから快進撃。この試合の前まで10勝5敗でAFC東地区の首位でNY(正確にはニュージャージーだけど)に乗り込みました。そのドルフィンズの快進撃を支えた大きな1つの要因が、ぺニントンの復活。チームとともに見事なturnaroundを果たし、NYに帰ってきました。一方のジェッツは、ファーブの活躍もあって第12節まで8勝3敗と快進撃。しかし、その後ファーブの調子が下降し、その後の4試合は1勝3敗で通算9勝6敗、地区首位からも転げ落ちて、しかしプレーオフ進出の望みは残して、この日を迎えました。

正直なところ、アメリカを離れ、日本に帰り、そしてロンドンにやってきて、しばらくNFLの経過は追いかけていませんでした。アメリカにいたころから今シーズンはジャイアンツが昨年にも増して好調なことは分かっていたので、11月の終わりごろ、ふとジャイアンツがどうなったかなーと思って、NFLの経過を確認してみたところ、ジャイアンツの快進撃もともかく、ジェッツやドルフィンズ(そしてペニントン)の思わぬ好調ぶりに驚きました。そして久しぶりにアメフト見たいなーと思いつつ、見る機会がないまま、この最終節を迎え、この日こそはと思って見に来たのでした。

もっとも、アメフトを見に行ったといっても、私はロンドンにいるので、もちろんTV観戦。ただ、アメフトはロンドンではSkyに加入しないと見られないところ、Skyは最低でも1年の契約なので半年しかロンドンにいない私は加入できず。仕方なく、ロンドンでアメフトを見られるパブ/カフェを探して、見つけたのが、ピカデリーサーカス近くのここ、The Sports Cafe↓でした。
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試合の始まる少し前にカフェに着くと、既にその前から中継されていたアメフトの試合などで場内は盛り上がってました。カフェの中はいくつもスクリーンがあって、複数のスポーツの複数の試合が同時に中継されています。生で見てきた痛恨のフルハム戦の録画放送も流れていました。

さて、試合開始。ファーブは第1Qからいきなりパスをインターセプトされるなど不安な立ち上がり。エリック・マンジーニも頭を抱えてました。しかし、先制したのはジェッツ。第2Q残り7分を切ったところ、敵陣13ヤードのところからのスタートで、ファーブがコールズに見事なショートパスを通し、コールズがそのままタッチダウン。6-0。ゴールではなく、トライを狙うもこれは成功せず6-0のまま。

一方のドルフィンズも、すぐに取り返します。第2Q残り2分ちょっとのところで、ペニントンが目の覚めるようなタッチダウンパス。去年はあんなの見たことなかった気がします。本当は昨年も同様のパスは数回はあったのかもしれませんが、こういった肝心な場面であのようなプレーを見せるのは、本当に去年とは人が変わったような印象を受けました。ゴールも決まって6-7。

さらに続くジェッツの攻撃で、ブレットのパスがまたもインターセプト。傍目には相手に向かって投げてるようにさえ見えるようなパスでした。今回はインターセプトしたマーリングがそのままタッチダウン。ゴールも決まって6-14。ジェッツ、痛恨の失点でした。

その後、ジェッツがフィールドゴールを決めて9-14でハーフタイム。試合が始まったのが、ロンドン時間では午後9時15分だったので、この時点で既に午後11時近く。ジェッツがプレーオフに進むにはボルティモア・レイブンスが負けることが必要だったのですが、レイブンスは同じくハーフタイム時点で、AFC南地区最下位のジャクソンビル・ジャガーズに対して27-7とリード。翌日は仕事でしたし、ダラダラと見続けて終電を逃すのもいかがなものかと思い、ジェッツの勝ちはまだ可能性があっても、ジェッツのプレーオフ進出(=レイブンスの負け)の可能性はほとんどないなと考えて、私はこの時点で店を後にしました。

結局、24-17でドルフィンズが逃げ切ってAFC東地区トップでプレーオフに歩を進めました。ペニントンがさらにもう1つのタッチダウンパスを通す一方で、ファーブはさらにもう1つインターセプトを食らったようです。ファーブは腕の調子もよくないようでしたが、このまま引退なんでしょうか。目の前でペニントンの活躍を見せつけられた挙句にプレーオフ進出を逃したジェッツファンにとっては、昨年以上にやるせない年の瀬となったように思われます。

ところで、アメリカ国外でアメフトを見る方法としては、イギリスにおけるSkyのように衛星放送に加入する以外に、ネットで見るという方法もあります。Game Passというサービスで$54.99でプレーオフは見られるということだったので、加入しようかと思ったのですが、北アメリカ大陸に加え、なぜかUKは対象外。。プレーオフも上記のカフェに通うことになりそうです。
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by fbrat | 2008-12-31 08:02 | Sports (上記以外)

Footballな週末 その2 ~ Fulham vs Chelsea

せっかくの4連休といっても、やることがないなーと思い(←その後になって、26日は1つ前の記事のとおり、誘っていただいてチェルシー対WBAを見に行ってきたのですが)、せっかくのクリスマス休暇だし、自分へのクリスマスプレゼントということで、ウェスト・ロンドンダービーを見に行こう!ということで、ちょっと奮発してフラム対チェルシーのチケットを購入。28日の日曜日、フラムの本拠地、クレイブン・コテージに繰り出しました。

最寄り駅(Putney Bridge)を降りると、駅すぐ近くのパブはそのままサッカー観戦に赴くと思われる人でごった返してました。フラムの本拠地にもかかわらず、フラムのファンではないだろうという青い服装の人の方が多い感じ↓
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チェルシーの本拠地であるスタンフォードブリッジからも近いので(←もともとはスタンフォードブリッジはフラムの本拠地として建てられた)、そんなこともあるかなという感じでしたが、そういえば、先日、この日のチケットが残ってないかと思ってフラムのサイトを見たときに、年明けからのシーズン後半についてハーフシーズンチケットが売りに出されていたのを思い出しました。そこには、シーズン後半のリバプール戦とマンU戦のチケットも漏れなくついてくるという説明がされてました。ロンドンの他の4チームはこのようなハーフシーズンチケットを売りに出していたりはしないので、どうやらフラムがロンドンの5チームの中では一番人気がないようです(実際、ロンドンのチームで、当日チケットを持たずに見に行って試合を見られる可能性が最も高いのはフラムという話も聞きました。)。ロンドンを本拠地にしながらあまり人気がなく、この日のようにアウェイのファンの方が多いかのように見えたり、また人気チーム相手のゲームを売りにすることでチケットを売ろうとしているその姿勢が、なにか、東京を本拠地とする私の好きな日本の某プロ野球球団(その本拠地もいつも相手チームのファン-特に巨人ファンやガラの悪い阪神ファンに埋め尽くされる)を思い出させて、少し切なくなりました。

駅から歩くこと10分ほど、やってきましたクレイブン・コテージ↓
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中に入って席に着くと、なんとアウェイ側の最前列!!
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↑座って写真を撮るとグラウンドがほぼ視線の高さ。目の前にはプレスの人たちが。
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↑試合前、チェルシーファンを挑発するフラムのマスコット、ビリー君。何の動物かは不明。
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↑選手入場
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↑試合開始

試合が始まってみると、至近距離で見るゲームの迫力に圧倒されました。プロの試合をこんなに近くで見たのはもちろん生まれて初めて。前半はチェルシー側ゴール裏のの左サイド側だったので、アシュリー・コールがしばしば非常に近くまでやってきました。
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↑アシュリー・コールとイヴァノヴィッチとランパード

で、喜んで写真を撮っていたら、係員から写真を撮るなという動作をされました。日米英通じて、スポーツの試合で写真を撮るなといわれたのは初めてでした。もっとも、他の人は何も言われてなかったので、おそらく焦点が合わずに長い時間構えてたりしたのが、写真ではなく、録画してるとでも思われたのでしょうか。以後、しばらく写真を撮るのを自粛。

肝心の試合は思わぬ展開。前半10分、チェルシー側ゴール前で競り合いとなり、ゴールに背を向けた状態のフラムのMFデンプシーの足元にボールがこぼれたところを、デンプシーが後ろ向きのまま押し込んでフラムが先制。その後、チェルシーが押し気味に試合を進めますが、前半は0-1のまま終了。チェルシーは前半のうちに故障のためかマルダ(→アネルカ)、アレックス(→カルヴァーリョ)と2人も選手交代。

後半は、フラム側ということで、チェルシーの攻撃を至近距離で見られることとなりました。迫力満点でした。私のいた席は右サイド寄りということになるので、ジョー・コールがしばしばドリブル突破。後半開始からチェルシーの攻撃時間が長い状態が続きますが、後半開始直後の50分、ゴール前でボールがこぼれたところをランパードが蹴りこんで1-1。至近距離までやってきて雄たけびを上げるランパード。チェルシーサポーターは大盛り上がり。

さらにチェルシーの攻勢は続き、71分、ゴール前25ヤードのところで、チェルシーがフリーキックを得ます。これをまたもランパードが直接ゴールに蹴りこんで、2-1と逆転。またサポーターの前に駆け寄ってきて雄たけびを上げるランパード。つい私も自粛を解いて写真撮影。
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↑ランパードに駆け寄って覆いかぶさるチェルシーの選手たち。ちなみにこの写真は拡大なし。

この後、チェルシーサポーターは大盛り上がり。いろいろなチャントを繰り返し歌ってました。まだ歌詞がわからないものが多いものの、私も一緒に大盛り上がり。もっとも、試合は、78分にフラムが2人の選手を同時に入れ替えたあたりから、フラムの側でボールが回るようになり、徐々にフラムの攻撃時間が増えていきます。先ほどの勝ち越しゴールの直前にジョー・コールが交代してしまったこともあり、目の前でチェルシー選手のサイド突破が見られる機会もほとんどなくなりました。そして、浮かれるチェルシーサポーターの気分が一気に暗転したのが終了間際の90分。コーナーキックからまたもデンプシーが今度はヘディングで押し込んで2-2。盛り上がるフラムサポーター…。チェルシーは何度もチャンスがあった一方で、フラムには2度しかなかった決定的なチャンスを2度ともきっちり決められた感じでした。やはりエバートン戦のレッドカードで出場停止中のテリーの不在が痛かったのでしょうか。最後は冷たい風の吹きすさぶ夕暮れの中、身も心も凍え切ってスタジアムを後にしたのでした。。テムズ川に面した公園に隣接した雰囲気のあるスタジアムで、すばらしい席で、これで試合に勝っていれば言うことなしだったのですが…。
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↑帰りに公園からテムズ川対岸を撮る

この日は、チェルシーの試合前にリバプールがニューキャッスルを5-1で下していたため、2位チェルシーと首位リバプールの勝ち点差は3に広がりました。でも、個人的に(そしておそらく他のチェルシーファンも)ジェラードが逮捕された(!)リバプール以上に気になるのが3位マンチェスター・ユナイテッド。クラブW杯などの影響で、他チームより2試合少ないながら、この第20節が終わった時点で勝ち点38の3位で、リバプールと7差、チェルシーと4差。マンUがその2試合を勝つと仮定すると、実はチェルシーはマンUに既にリードされていることになります。年明け早々のアウェイでの直接対決が今シーズンの行方を占う大事な試合となりそうです。

(追記 1月1日)
「テリーの不在が痛かったのでしょうか」などと適当なことを書きましたが、スコラーリは2点目は(守備の指示を適切に出さなかった)GKチェフの責任だと言ってるようですね。そりゃそうか。
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by fbrat | 2008-12-31 06:39 | Chelsea/Soccer

Footballな週末 その1 ~ Chelsea vs WBA

イギリスのクリスマス休暇は、イブの24日は休みではないのですが、クリスマス当日の25日とその翌日の26日(Boxing Dayと呼ばれる)は休みです。さらに今年は27、28が土日だったので、先週末は4連休でした。

25日は、お店等もみんな閉まってしまうので、1人寂しく自宅にこもって過ごしたのですが、26日は知り合いの方に誘っていただいて、チェルシー対WBAを見にスタンフォードブリッジに出かけました。

さて、試合開始。
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この日の相手は、現在、プレミアリーグの最下位を独走するWest Bromwich Albion。しっかり勝って勝ち点3を稼ぎたいところと思って見ていると、いきなり開始3分、ドログバのゴールでチェルシーが先制。
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↑得点の少し後くらいのドログバ(11番)

試合は終始チェルシーが押し気味で、前半は我々が見ていたサイド(前半はチェルシー側)から反対側のサイドに行きっぱなしといった感じだったのですが、なかなか追加点が奪えず。ようやく前半終了間際の45分、ゴール前でボールがこぼれたところをランパードが押し込んで、チェルシーが2-0とリードを広げます。
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↑得点直後のランパード

後半もチェルシーの攻撃の時間が長かったですが、期待したほどには多くの決定的なシーンもなく、追加点は奪えず。できれば近いサイドでのゴールが見たかったのですが。でも、さすがに、危なげなく、そのまま2-0で逃げ切りました。

先日、このブログでチェルシーを応援すると宣言してから、初めて見に行った試合だったのですが、幸先よく、チェルシーの生・初勝利を見ることができました。相手はWBAですけど。この日は首位のリバプールもボルトンに3-0で勝ったため、首位と勝ち点1差の2位との状況は変わらず。
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by fbrat | 2008-12-31 05:15 | Chelsea/Soccer

Soccerな週末 その2 ~ Chelsea vs West Ham

サッカー尽くしの週末、日曜日(14日)は、チェルシー対ウェストハムを見に行ってきました。

渡英後4試合目のプレミアリーグの試合でしたが、事前にチケットを自分で購入して見に来たのは今回が初めて(あとは他の方から誘っていただいたか当日直接見に行った)。それはこのゲームが特に見たかったからなのですが、ロンドン・ダービーとはいえ、チェルシーはともかく、下位に低迷するウェストハムとの対戦をなぜ見たかったかといえば、それは1つにはウェストハムの監督がゾラだからというのがありました。私がイングランドのサッカーの試合を初めて見たのは8年前のヨーロッパ旅行でロンドンに立ち寄った際で、カードはチェルシー対エバートンでした(カップ戦だったような記憶です。)。当時のチェルシーのツートップはゾラとトーレ・アンドレ・フローの凸凹コンビでした。今回、ロンドンにやってきて、どのチームを応援しようかなと思って調べていたところ、ゾラは近年のチェルシーの選手の中で最もファンに人気のあった選手だということを知り(ゾラの25番はその後誰もつけていない)、かつて選手としてプレーするところを見たそのゾラが、他チームの監督として初めてスタンフォードブリッジに帰還する今回の試合を見てみたいと思ったからでした。あと、5つあるロンドンのプレミアリーグのチームの中でも、チェルシーは上記のとおり私が初めて見たプレミアリーグのチーム、ウェストハムは最も本拠地が我が家から近いチームということで、比較的親近感を覚える両チームの対戦ということもありました。

ということで、やってきましたスタンフォードブリッジ↓
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この日の座席からの眺めはこんな感じ↓
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試合開始前の選手紹介。ゾラとさらにウェストハムのアシスタントコーチのSteve Clarkも元チェルシーということで、"Welcome back, Steve!! ...and Gianfranco Zola!!"というアナウンスが流れると、スタジアム全体が大盛り上がり。

さて、試合開始。
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試合が始まっても、チェルシーファンの中から、時折"ジャンフランコ、ゾーラ、ラララララーラー♪"というチャントが流れるなど、ダービーとはいえ、ゾラのおかげか比較的穏やかな雰囲気。私自身は、前日のセルティックのゲームで、ようやくそれまでイギリスに来てから得点シーンを見ることがなかったジンクス(?)が破られていたので、この日も何となく得点が入りそうな気がしていました。まだロンドンでは得点シーンを見たことがないままだったので、それを打ち破ってくれるのはどちらのチームかと思って見ていたら、意外なことにウェストハムでした。

試合はそこまで選手層の厚さに勝るチェルシーが押し気味に進めており、ウェストハムの攻撃はコール、ベラミー、ノーブルら数人によるカウンター気味の速攻が中心だったのですが、そのノーブルからのパスを受けたベラミーが鮮やかなハーフボレーシュートを突き刺してウェストハムが先制。喜ぶゴール裏のウェストハムサポーター。急に殺気立つスタンド。私も一瞬喜ぶベラミーとウェストハムサポーターの写真を撮ろうか迷ったのですが、止めておいて正解でした。私の席の周りは基本的にはチェルシーサポーターのメンバーシップを持った人たちがいる席だったのですが、数名ウェストハムファンが紛れ込んでいたらしく、ベラミーのゴールの際に喜んでしまったようです。その結果、周りのチェルシーサポーターから絡まれ、最後には席から警備員によってつまみ出されてました(という光景が右斜め前と左横の両方で繰り広げられてました)。MLBでも観客同士の小競り合いは何度か見てますが、こんな近くで観客同士の喧嘩を見たのは初めてで、私自身、上記のとおりウェストハムに対してもやや親近感を抱いている部分があったので、今回ばかりはちょっと身の危険を感じ、決してウェストハムファンと疑われるような行動はとるまいと思ったのでした。

先制を許したチェルシーは反撃に転じますが、結局、0-1のまま前半は終了。
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↑前半のチェルシーのゴール前でのフリーキックのチャンス

後半開始からチェルシーはバラックに代えてドログバを投入。前線の厚みを増すその采配が後半早々実ります。相手ゴール前のパス交換から最後はアネルカが押し込んで1-1。今度は周りのファンと一緒に私も大喜び。アネルカは得点ランキングトップを独走する14ゴール目、キャリア通算100ゴール目のゴールでした。
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↑ゴール直後のアネルカ(39番。ちょっとボケ気味ですが)

試合はその後もチェルシーが押し気味に進めますが、ゴールを奪えないまま。ウェストハムも時折反撃に転じチェルシーゴールを脅かしますが、こちらもゴールを奪えないまま。そのまま1-1でゲームは終了しました。チェルシーは、この節は勝ち点1差の首位リバプールが引き分けていたので、首位浮上のチャンスだったにもかかわらず、これを逃しました。一方のウェストハムはチェルシー相手に引き分けは上出来も、降格圏まであと少しの状況は相変わらず。

でも、このゲームを見た後、チェルシーを応援することに決めました。やっぱりスポーツはどこかのチームに肩入れして応援するのでないと面白くないです。なので、ロンドンに来た当初から地元であるロンドンの5つのチームのうちのどこかを応援しようと思っていて、ここまでチェルシー2試合、ウェストハム2試合、アーセナル1試合の合計4試合のゲームを見てきました。まだトットナムとフルハムのゲームは見てないのですが、半年しか滞在しないロンドンで特に理由なく敢えてそのシーズンに成績のよくないチームを応援するというのもどうかなという気がするので、優勝の可能性のあるチェルシーorアーセナル、または、ロンドンの中でも特に地元といえるウェストハムを応援しようと思ってました。でも、2年連続でNYで悔しい思いをしてきた私としては、優勝の歓喜を味わいたいという気持ちが強く、そうするとやっぱりチェルシーかな、と。ただ強いから応援するというのは私本来のポリシーに反する部分もあるのですが、イギリスで初めて観戦したチームだし、ロンドンで最初に得点の歓喜を味わったチームだし、魅力的な選手も多いし、友人・知人にチェルシーファンが多いし、ユニフォームも青だし(私が他に応援してるスポーツチームは偶然(?)ながらみなユニフォームに青が使われてるのです。)。ということで、この後のプレミアリーグはチェルシー中心に見ていきたいと思います。引き続き、家から近いウェストハムのアップトンパークを含め、他のロンドンのスタジアムにも足を運びたいとは思いますが。
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↑写真中央がゾラ。反対側だったのでアップはこれが限界。
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by fbrat | 2008-12-26 03:57 | Chelsea/Soccer

Soccerな週末 その1 ~ Glasgow遠征

先週末は普通のロンドン観光でしたが、その前の週末はサッカー尽くしの週末でした。

まず、土曜日(13日)は中村俊輔を見にグラスゴーへ。どうやら話は立ち消えになった感がありますが、一時期、中村俊輔が1月にもJリーグに復帰するのではないかという噂があり、せっかくグレートブリテンにいる以上、中村俊輔がいる間にスコットランドリーグを見に行かなければと思ったため、思い立った時点でとれた一番早い試合のチケットを購入したのでした。MLBに関しては日本人選手をわざわざ見に行こうとはあまり思わなかったのですが(元スワローズの岩村を除く)、正直なところ、私はサッカーに関しては野球ほどは詳しくなく、野球よりもミーハーに楽しもうというのもあって、海外で活躍する日本人選手の姿を見てみたいと思っていたというのもありました。

朝8時台の飛行機でロンドンを発って、2時間ほどでグラスゴーに到着。ホテルに荷物を置いた後、足早にいくつかの名所を観光。
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↑マッキントッシュ設計のグラスゴー・スクール・オブ・アート(中に入れず外から見ただけ)
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↑グラスゴー大聖堂(これも中に入れず外から見ただけ)

昼食はスコットランドっぽいものを、ということで、ガイドブックに載っていたスコットランド料理のCity Merchantというお店へ。ランチのセットで、スターターとメインとそれぞれいくつかある中から1つずつ選べるのですが、中でも特にスコットランドっぽいものはどれ?と店員さんをやや困らせるような質問をして、薦められた物をを頼みました。スターターはホタテと何か(何だか忘れた)のスープ。おいしかったです。メインはラムでしたが、これはあまりロンドンで食べるのと変わらなかったような。
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↑ホタテと何かのスープ

腹ごしらえも済んだところで、スタジアムに向かいます。セルティックスの本拠地であるセルティック・パークはブキャナン・バスステーションという大きなバスターミナルの21番or22番乗り場から出ている240番or255番のバスで最寄りの停留所(Parkhead)まで行きます。もっとも、バスの中からはバス停の名前は見づらく、それでも他の試合を見に行くっぽい人が降りるところで降りればいいやと思ってたのですが、私がスタジアムに向かったのがやや早かったせいか、まだユニフォームやマフラーをしたファンはほとんど車内にいなかったため、結局どこが最寄りの停留所か分からないまま、だんだんともっと近づくかと思っていた競技場が小さくなっていくのに不安を覚え、慌ててその直後の停留所で飛び降りたのでした。

そんな紆余曲折を経てやってきたセルティックパーク。スタジアムのデザインが横から見ると何か建設途中っぽい感じにも見えます↓。
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正面に回るとこんな感じ↓
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中に入って、この日の席からの眺めはこんな感じ↓
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中に入ってしばらく経って、試合開始も近づき、ようやく選手のアップが始まりました。中村俊輔も発見。同じくセルティックの日本人選手である水野晃樹らしき選手とボールを蹴り合ってました。
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さて、ようやく試合開始。セルティックは、この日の時点でスコットランド・プレミアリーグの首位を走っており、この日の相手は同リーグ4位のハーツ。上位同士の対戦ということもあって好ゲームが期待されました。

私にとってこの日のゲームは渡英後4試合目のサッカー観戦だったのですが、それまで観戦した3試合はなんといずれも0-0。セルティックがその0-0の行進を打ち破ってくれることを期待していたのですが、意外にも先に得点したのはハーツ。左サイドに流れてたびたびフリーになっていた11番のドライヴァーが、前半23分、やはり左サイドからそのまま持ち込んでゴール。

私はこの試合、もちろん中村俊輔に注目してみていたのですが、中村俊輔は基本的に右サイド寄りにポジションをとってました。ただ、中村自身はサイドからの攻撃を試みようとしている感じではあったのですが、右サイドにいてもボールが回ってこないことが多く、しばしば中に入り込んでボールを受けたりゲームを組み立てたりもしてました。驚いたのは中村俊輔が中に入ったときなどに右サイドバックのコールドウェルがかなり頻繁に相当高い位置まで上がっていたこと。これがセルティックのスタイルなのかもしれませんが、ドライヴァーが左サイドでフリーになることが多かったのを見ると、これは右サイドバックがもっとカバーするか何かしないといけないのではないかと素人目には思われました。

技術的にはやはり中村俊輔が頭1つ抜けている感じで、観客も中村俊輔のプレーに対しては歓声が多かったです。この日はもう1人の日本人選手である水野はベンチ入りしてはいたものの、残念ながら出場はありませんでした。技術的な面でいえば水野も(私が昔日本で水野をテレビで見たときの印象では)おそらく先発している選手に決して劣らないだろうというレベルに感じられたのですが、おそらく試合に出られないのはポジションの関係やあとはフィジカルの面なのだろうかという気がしました。その後、先週末のアウェイのゲームで初先発して初得点を飾ったようで、よかったです。

試合はその後セルティックが押し気味に進めていましたが、前半は0-1のまま終了。後半もそのままセルティックが押し気味に試合を進めますが、後半30分になっても無得点のまま。しかし、ようやく34分、中村の右足でのセンタリングを別の選手がヘディングで折り返したところを、最後はマクマナスがヘディングで押し込んでゴール。1-1の同点に追いつきます。このときのスタジアムの盛り上がりはすごかったです。私もイギリスに来て初めて得点の歓喜を味わうことができました。

結局、試合はそのまま1-1の引き分けで終了。この日は2位のレンジャーズ対3位のダンディー・ユナイテッドの対戦も2-2の引き分けに終わったため、上位4チームがすべて引き分けで順位に変動はなし。セルティックは先週末終了時点で、相変わらず勝ち点4差の首位のようで、このまま頑張ってほしいです。
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試合終了後、観客の流れに沿って途中まで歩いて、途中から適当なバスに乗って市内中心部に戻ってきました(ということで結局最寄の停留所は分からないまま。)。

夕飯もスコットランドっぽいものを、ということで、これもガイドブックに載っていたThe Drum & Monkeyというパブへ。スコットランド名物のハギンスとCullen Skinkというシチューのようなスープを注文。ハギンスはいまいち好みではありませんでしたが、スープの方はなかなかでした。
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↑ハギンス
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↑Cullen Skink

その後、雨の中、写真を撮りながらホテルに帰還。
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翌日早朝の飛行機でロンドンに帰ってきたのですが、飛行場へ向かうタクシーの中、運転手がセルティックファンということで会話が弾みました。運転手がいうにはセルティックはもっと弱かった時代、一時期グラスゴーのライバルチームであるレンジャーズ(このグラスゴー・ダービーはOld Firm Derbyとも呼ばれ、世界3大ダービーの1つに数えられてるとのこと)に全く勝てなかったような時代から、攻撃的なサッカーを貫いてきたとのこと。前日の試合でサイドバックが頻繁にかなり高い位置まで攻め上がっていたのも、そういった伝統によるものだったのかな、と納得したのでした。
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by fbrat | 2008-12-24 07:54 | Chelsea/Soccer

Coldplay@O2 Arena

久しぶりに音楽の話題ですが、私はどちらかといえばアメリカのアーティストよりもイギリスのアーティストの方が好きなアーティストが多く、ロンドンに来たら何か見に行きたいなー、と思ってました。で、イギリスのアーティストで誰を見に行こうかと考えていたところ、あまりにベタ過ぎではあるのですが、運よくチケットを入手できたので、先週の火曜、コールドプレイのコンサートを見にO2アリーナに行ってきました。
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↑O2アリーナの外観と内部。初めて行ったのですが、中は予想以上にきれいでお店とかもたくさんあって驚きました。

アメリカのコンサート同様、前座が長く、6時半入場開始で、始まったのは9時半近く。前座が長いのを見越して、食事等ゆっくりしてから遅めに行ったのですが、それでも時間が余りました。

コンサートは、ニューアルバムの"Viva la Vida or Death and All His Friends"からの曲が中心。同アルバムの最初のインスト曲、Life In Technicolorから始まって、クライマックスはアルバムタイトル曲のViva La Vidaで盛り上がり、途中、観客席から歌うなどのサービスも含め、1時間半ほどの時間でしたが、あっという間でした。さすがイギリス一といっていい人気を誇るバンドだな、というパフォーマンスでした。
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ところで、Viva La Vidaについては、ジョー・サトリアーニというギタリストに盗作で訴えられたということが話題になってます。どんなもんだろうと思って、You Tubeで聞いてみたのですが、確かに似てるフレーズはあるけど…といった感じです。私自身は、あまり盗作の基準とかには詳しくないので、どの程度似ていれば盗作とされるおそれが高い(法律的には本当に偶然の一致ならば全く同じでも盗作ではないはずですが)のかはよく分かりませんが。
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by fbrat | 2008-12-24 05:24 | Music

Christmas Party

日本はもうクリスマスイブになってますね。去年のブログを確認してみたところ、去年もクリスマスイブにブログを大量に更新していたようで、全くもって寂しい話です。まー、このブログの投稿時間は日本時間で表示されるので、日本がイブだからといってもアメリカやイギリスは必ずしもイブじゃなく前日だったりはするんですけど。

それはともかく、先週の水曜、ロンドンでの研修先の法律事務所のクリスマスパーティーがあったので、行ってきました。日本の職場でもクリスマスパーティーはあるのですが、ホテルの大広間を借りて立食でビュッフェ形式で仕事の合間に行って帰ってきて終わりという感じなのに対して、こちらはホテルの大広間でというところまでは同じなのですが、正装で(私は持ってなかったので普通のスーツでいいと言われてそれで行きましたが、男性の多くは黒い蝶ネクタイでした)テーブルで食事の後、歌手やダンサーが出てきて、最後はみんながディスコみたいに大広間の真ん中で数時間踊り続ける(踊ってない人は周りで話してる)といった感じで、全然違いました。私はやや睡眠不足だったため(←仕事のせいではありません。念のため)、眠くて午後11時過ぎには帰ったのですが、多くの人は午前様だったようです。
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by fbrat | 2008-12-24 04:20 | その他いろいろ

ロンドン観光(2 Days)

ここのところ、遊びに行くのに忙しくて、遊びに行ったことをブログに書く余裕がないままでしたが(留学時代と違って平日の日中は仕事だし)、少し落ち着いたので、最近の出来事から順に振り返っていってみたいと思います。

先週末、日本から妹たちがやってきました。クリスマス前の週末を兄妹で過ごすとはなんだかなー、という感じですが、それはともかく、なかなか1人では観光はしないので、いい機会ということで、この週末は一緒にロンドンを観光して回りました。

以下、週末2日間で回ったところを写真だけ。
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↑バラ・マーケット
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↑ナショナル・ギャラリーとトラファルガー広場
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↑ハロッズ
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↑ヴィクトリア&アルバート博物館
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↑自然史博物館(外から見ただけ)
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↑セルフリッジ
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↑タワーブリッジ(渡っただけ)
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↑ロンドン市庁舎(外から見ただけ)
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↑また、バラ・マーケットを通って(『地球の歩き方』には木~土にオープンと書いてあったのでやってないかと思ったけど、クリスマス前だからか日曜もやってました)
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↑テート・モダン
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↑テート・モダンの最上階のレストラン/カフェでお茶して
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↑ミレニアム・ブリッジをセントポール大聖堂を目指して渡って
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↑セントポール大聖堂正面に回りこみ(中にも入った)
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↑買い物をしにオックスフォードストリートへ
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↑リージェントストリート
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↑リバティ
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↑ボンドストリート
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↑フォートナム&メイソンで少し遅めのアフタヌーンティー(本格的なやつではありません。ちなみにかなり暗いけどまだ4時過ぎ)
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↑ロンドン・アイ
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↑ロンドン・アイからの夜景その1
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↑ロンドン・アイからの夜景その2
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↑夜のトラファルガー広場
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↑夜のレスタースクウェア
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↑夜のピカデリーサーカス
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↑夜のリージェントストリート
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by fbrat | 2008-12-23 04:59 | Londonいろいろ

The Worst Ramen in My Life

ロンドンにやってくる前、日本の職場の同僚で、私と同じくNYで留学、ロンドンで研修生活を送ったももんがさんからいろいろとロンドンの話を聞いたのですが、その際、“ロンドンはおいしいラーメン屋がないから、本当にラーメンが食べたい人はパリまで行くらしいよ。まあ、ロンドンでラーメン屋というとWagamamaとかだから。”という話を聞きました。その会話で、私の脳裏には、ロンドンには「Wagamama」という名のラーメン屋があるんだと刻み込まれたのでした。今思い返してみると、ももんがさんが「Wagamama」という店名を口にしたときに含み笑いをしていたような気がします。実際は笑ってなどいなかったのかもしれませんが、私は極度のラーメン好き→ロンドンにおいしいラーメン屋がないという中でかろうじて名前があがったのが「Wagamama」→私がロンドンに行ったら「Wagamama」に行くに違いない、という三段論法は誰でも容易に思いつきそうなものなので、もし、ももんがさん自身が「Wagamama」のラーメンを口にしていたならば、そして「Wagamama」のラーメンを食べた際の私の反応を想像したならば、笑わずにはいられなかったのではないかという気がするからです。

さて、そんなその後に起こる悲劇など予想だにしない私は、ある週末、ももんがさんの目論見どおり(?)、昼ごはんを食べにロンドンのチャイナタウン近くのWagamamaにやってきたのでした。勢い込んでやって来すぎて、まだ開店前で店員さんがドアをみがいてました。
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開店を待って入店。もちろん一番乗り。店名は日本語も店員は西洋人ばかり。やや不安になるも、メニューを見て、店名が付いているWagamama Ramenを注文。で、出てきたのがこれ↓
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具の組み合わせが普通のラーメンからすると奇妙なのはご愛嬌として、まず、スープを飲んでみると、味が薄い。というか、ほとんど味がない。でも、そのくらいこちらではおいしくない中華料理屋の麺類でもときどきあることなので、諦めて、麺を口にしたところ、コシが全くないのに加え、薬品のような味が…。かんすいが残りすぎていたのでしょうか。理由はよくわかりませんが、あまりの不味さにそれ以上、麺を食べる気にはなれず。仕方なく、順に具をパクつくも、おいしいものはなく、上の写真中央を見ていただけばわかるとおり、海老に至っては黒く変色しており、口に運ぶのがはばかられました。

こんなのはラーメンじゃないという以前に、人間の食べる物ではないという気すらします。ところが、驚いたことにWagamamaはこちらでは結構人気があるらしく、私が訪れた店舗のみならず、『地球の歩き方』によれば10数店舗をチェーン展開してるのだとか。実際、私の後から他のお客さんが入ってきて、私はろくに食べずに店を後にしたにもかかわらず、私が店を去る際には、かなり広い店内が、半分近く埋まっていました。日本人らしき客はいませんでしたが。でも、このようなものが「Ramen」として他国で受け入れられていることについて、私自身は失望を禁じえません。

私は生まれてこの方どれほどのラーメンを食べてきたかはわかりませんが、記憶にある中で間違いなくこれが人生最悪のラーメンでした。やはり『地球の歩き方』によれば「味付けは日本人にはちょっと物足りないかも?」と書いてありますが、「ちょっと物足りないかも?」というようなレベルの問題ではありません。ただ、もしかするとWagamamaに行ってよかったかもしれないと思えることが1つだけあって、それは他のロンドンの日本食屋のラーメンがそれほど不味いと思わなくなったことです。どれも別においしくはないのですが、でも「ラーメン」と呼んでもおかしくはないレベルだという気がします。ひょっとすると「Wagamama」という店名には、私のようなラーメンにうるさい人間の、ラーメンに関する「わがまま」を矯正するという意味が込められているのかもしれません。まー、そんなはずはないと思いますけど。
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by fbrat | 2008-12-12 07:38 | Gourmet (主として麺)