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“D” Reorganizations その2

一方、日本の税制についてみてみると、D型組織再編に対応する類型の取引は、日本の税制における会社分割のうち“分割型分割”に相当し、日本における“分社型分割”はアメリカでは歳入法典351条の対象であることは上に書いたとおりですが、“分社型分割”も含めた日本の適格会社分割の要件は、以下のとおりです。

会社分割について適格が認められるための要件についても、合併や株式交換と同様、①100%グループ内の会社分割、②50%超100%未満のグループ内の会社分割、③共同事業を営むための会社分割があり、すべての適格会社分割に共通する要件として、

(Ⅰ)分割会社の株主に承継会社株式またはその親法人株式(100%グループ内の会社分割については100%親法人に限る。)のいずれか一方以外の資産が交付されないこと、および、

(Ⅱ)(分割型分割についてのみ)承継会社株式またはその親法人株式が、分割会社の株主の有する分割会社株式の数の割合に応じて交付されること

②と③に共通する要件として、

(Ⅲ)主要資産等引継要件(=会社分割により移転される事業(以下、「分割事業」)に係る主要な資産および負債が承継会社に移転していること)

(Ⅳ)従業者引継要件(=会社分割の直前に分割事業に従事している従業員のうち約80%に相当する者が、分割後の承継会社の業務に従事することが見込まれていること)、および、

(Ⅴ)事業継続要件(=分割事業が、会社分割後も承継会社において引き続き営まれることが見込まれていること)、

③のみの要件として、

(Ⅵ)事業関連性要件(=吸収分割の場合、分割事業と承継会社が分割前から営む事業のいずれか(以下、「分割承継事業」)が相互に関連するものであること、共同新設分割の場合、各分割会社の分割事業同士が相互に関連するものであること)、

(Ⅶ)規模要件(=吸収分割の場合、分割事業と分割承継事業の、共同新設分割の場合、各分割会社の分割事業同士の、売上金額、従業者数、資本金の額もしくはこれに準ずるものの規模の割合が概ね5倍を超えないこと) or 経営参画要件(=吸収分割の場合、分割会社の役員のいずれかおよび承継会社の特定役員のいずれかが、共同新設分割の場合、各分割会社の役員のいずれかが、承継会社の特定役員となることが見込まれていること)、および、

(Ⅷ)株式継続保有要件(=分割型分割の場合、分割会社の株主で会社分割により交付される承継会社(またはその親法人)株式を継続して保有することが見込まれる者が保有する分割会社株式の分割会社発行済株式に占める割合が80%以上であること(但し、この要件は分割会社の株主が50人未満の場合のみ)、分社型分割の場合、分割会社が会社分割により交付を受ける承継会社の株式の全部を継続して保有することが見込まれていること)、

があります。

日本とアメリカの違いとしては、繰り返しになりますが、まず、日本における分社型分割がアメリカのD型組織再編には含まれておらず、設立等に関する歳入法典351条が適用になることが挙げられます。歳入法典351条において現物出資が非課税とされるためには出資後に出資者が会社を支配(歳入法典368条(c)、上記のとおり、発行済株式の議決権の80%以上、かつ、各無議決権株式の80%以上ずつを保有していることが必要。)していることが必要になります。したがって、例えば、吸収分割において、分割会社が、会社分割によって、従前、資本関係のない承継会社から、その発行済株式の50%にあたる株式の発行を受けるような場合には、日本において適格になるような場合であっても、アメリカでは適格にならないということになります。もちろん、逆に、アメリカでは非課税の現物出資に当たりうるような分社的分割が日本では非適格という場合もあります。

次に、アメリカの取得的D型組織再編に当たる取引としては、日本においても、上記のとおり、合併類似分割型分割と呼ばれる類型の取引が存在します。ただし、これは、適格組織再編についての類型ではなく、繰越欠損金の引継について認められている類型(これ以外の場合は、会社分割について繰越欠損金の引継は認められていない。)であって、適格組織再編となるためには、別途、上記の会社分割の税制適格要件を満たす必要があります(なお、合併類似分割型分割では、分割会社が分割直後に解散することが予定されているため、グループ関係が継続されることが必要なグループ内の会社分割の適格要件を満たすことはできません。したがって、共同事業を営むための会社分割の適格要件を満たすかどうかの問題となります。)。一方、アメリカにおいては、A型、C型、F型ならびに歳入法典354条(b)(1)(A)および(B)の要件を満たすD型およびG型(すなわち、D型については取得的D型組織再編)について、繰越欠損金の引継が認められています。ただ、アメリカの取得的D型組織再編の“substantially all”の要件は、C型以上にかなり緩やかに解されているようなので、資産および負債をすべて移転しなければならないとされている日本の合併類似分割型分割よりは、要件として緩やかといえるかもしれません(もっとも、アメリカにおける繰越欠損金の利用には、歳入法典382条に規定するownership changeがあった場合には同条に規定する利用制限がかかってくるので、合併類似の会社分割における繰越欠損金の引継について、一概にアメリカの方が緩やかとも言い切れないとは思います。)。

最後に、アメリカの分割的D型組織再編と日本の分割型分割の比較としては、例えばアメリカの(ⅱ)積極的事業活動の要件と日本の(Ⅴ)事業継続要件のように、関連性がありそうな要件も認められるものの、全体としてはかなり異なった要件の定め方になっているため、一概にどちらが厳しくてどちらが緩やかとは言えないように思われます。大きな点としては、日本では、spin-offを含む分割型の単独新設分割や非按分型の分割型分割が適格にならず、また、金銭等の交付は一切認められないという点で制限が厳しいこと、一方で、アメリカでは、(ⅴ)~(ⅶ)のような租税回避に対応するための要件が設けられていることなどが指摘できるかと思います(渡辺徹也『企業組織再編成と課税』参照。)。特に、アメリカでは、企業がその事業の一部をspin-offしてIPOを行うことがよくなされているという話を聞くと、日本でも、新事業の創出等の観点からも、少なくとも一定のspin-offについては非課税化されることが望ましいように思われます。
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by fbrat | 2008-04-30 17:12 | Tax

“D” Reorganizations その1

C型組織再編からまた時間が空いてしまいましたが、D型組織再編について。

D型組織再編は、ほぼ日本における会社分割のうちいわゆる“分割型分割”ないし“人的分割”(※注記参照)にあたるものです。日本における“分社型分割”ないし“物的分割”は、アメリカでは設立などに関する歳入法典351条により普通の設立などにおける現物出資と同様に扱われます(日本においては、現物出資については、適格組織再編の一類型として別に要件が規定されています。)。

D型組織再編を定義する歳入法典368条(a)(1)(D)は、D型組織再編を、

・会社の資産の全部または一部の、他の会社への移転であって、

・移転した者かその株主(あるいはその組み合わせ)が、移転の直後に資産の移転を受けた会社を支配しており、

・資産の移転を受けた会社の株式または有価証券が、計画に従い、歳入法典354条、355条または356条によって適格とされる取引によって分配されるもの

と定義しています(なお、上記の2つ目の要件の“支配”については、発行済株式の議決権の80%以上、かつ、各無議決権株式の80%以上ずつを保有していることが必要とされます(歳入法典368条(c))。)。

D型組織再編には、大きく分けて2つの類型があるのですが、これは、上記の3つ目の要件について、歳入法典354条(及び356条)に基づいて株式の分配がなされるものと、歳入法典355条(及び356条)に基づいて株式の分配がなされるものがあるためです(なお、354条、356条はこれまで見てきたA型、B型、C型などにも適用される規定です。)。したがって、D型組織再編は、これらの354条又は355条に規定される要件を満たす必要もあります(なお、356条は、非適格資産の分配についての規定なので、いずれの場合にも問題となりえます。)。このうち、354条の要件を満たす場合が取得的D型組織再編(acquisitive D reorganization)、355条の要件を満たす場合が分割的D型組織再編(divisive D reorganization)と呼ばれます。

前者の要件については、具体的には歳入法典354条(b)(1)(A)及び(B)がこれを定めているのですが、法人Aが、その実質的に全て(substantially all)の資産を法人Bに移転するとともに、法人Bの株式の50%超を取得し、その法人Bの株式を法人Aの株主に分配して、法人Aが清算されるというような場合に適格とされます。

日本の会社分割でいえば、分割型吸収分割において分割会社がその実質的にすべての資産を承継会社に移転して解散するような場合が、これに当たります(後述のとおり、日本の税法上、繰越欠損金の引継が認められる会社分割として、合併類似分割型分割という類型が規定されています。)。この点、C型組織再編と比較していただけると気づくかと思いますが、C型組織再編とオーバーラップする部分が大きいです。C型とD型が両方適用されうる場合には、歳入法典368条(a)(2)によりD型が適用されることになります。

後者については、さらに、spin-off、split-off、split-upの3つの類型に分けられます。

spin-offは、分割会社が、その事業の一部を切り出して承継会社に移転して、承継会社の株式を分割会社の既存株主に(典型的にはプロラタで)分配するというもの。spin-offにおいては、既存株主は分割会社の株式と承継会社の株式を両方保有することになります。

split-offは、分割会社が、その事業の一部を切り出して承継会社に移転して、承継会社の株式を分割会社の株式と交換で(典型的には一部の株主に対してプロラタではなく)分配するというもの。NYUの講義では、承継会社の株式を受け取った株主は分割会社の株主ではなくなるため、実際上、一部の株主を切り離すために使われることも多いというような話もされていました。

split-upは、分割会社が、その事業を複数に分けて全て切り出してそれぞれ承継会社に移転して、各承継会社の株式を分割会社の株式と交換で分配して、自らは解散するというもの。出来上がりの形としては、分割会社は消滅して、分割会社の既存株主は承継会社のいずれかの株主になるということになります。split-upは実務上あまり用いられていないようで、NYUの講義では、実務家でもある講師が、みたことがないといっていました。

これらの分割的D型組織再編について非課税となるための要件を定めている歳入法典355条は、正確には、分割的D型組織再編についてだけ要件を定めているわけではなく、親会社が、歳入法典368条(c)の“支配”の要件を満たすような子会社の株式等を親会社の株主等に分配する場合全般について、課税しない場合を規定したものです。同条は、かかる子会社株式等の親会社による分配が非課税となるためには、以下の7つの要件を満たすことが必要であるとしています。

(ⅰ)親会社が子会社を分配の直前に支配していること。この“支配”は上記と同じ歳入法典368条(c)の意味(355条(a)(1)(A))。

(ⅱ)子会社株式の分配が、主として親会社または子会社の利益(earnings and profits)を分配するための仕掛け(device)ではないこと(355条(a)(1)(B))。

(ⅲ)分配の直後において、親会社と子会社がそれぞれ積極的事業活動を営んでいること。ただし、当該積極的事業活動は、少なくとも分配の直前5年間の期間において営まれてきたものであることが必要であり、かつ、当該5年間の期間に、親会社または子会社によって、利益または損失を認識する取引によって取得されたものではないことが必要(=歳入法典351条が適用される取引や適格組織再編によって取得されたものであればかまわない。なお、子会社の支配も当該5年間の期間に、親会社によって、利益または損失を認識する取引によって取得されたものではないことが必要。)(355条(a)(1)(C)、(b))。

(ⅳ)親会社が、
(a)子会社のすべての株式および有価証券を分配するか、または、
(b)分配される子会社の株式/有価証券の量が、歳入法典368(c)に規定する“支配”の要件を満たし、かつ、その一部の子会社の株式/有価証券を分割会社に残した分配が租税回避を目的とするものではないと歳入庁長官に認められるものであること(355条(a)(1)(D))。

(ⅴ)分配の直後において、
(a)親会社も子会社も“非適格投資会社(disqualified investment corporation)”に該当しないこと、または、
(b)分配直前に当該非適格投資会社の50%以上の持ち分を保有していた者を除き、いずれの非適格投資会社についても50%以上の持ち分を保有する者がいないこと(歳入法典355条(g))。
“非適格投資会社”とは、歳入法典355条(g)(2)(B)に規定される投資用資産(現金、株式、有価証券、組合持分、債権等)が全資産の時価の3分の2を占めている会社をいいます。

(ⅵ)分配の直後において、親会社または子会社の株式の50%以上が、分配の直前5年間に親会社または子会社の株式を購入した者によって保有されていないこと(歳入法典355条(d))。

(ⅶ)親会社または子会社の株式の50%以上が、分配の日の時点における計画に基づいて特定の者(たち)に取得されないこと(グループ内における分配については例外あり。)(歳入法典355条(e))。

ただし、上記(ⅵ)及び(ⅶ)の要件については、これを満たさなくとも親会社(=分割会社)に対して課税がなされるのみで、分配を受ける株主等に対しては課税はなされません。

取得的D型組織再編についても、分割的D型組織再編についても、A型、B型、C型と同様、法文上の要件以外に、①business purpose、②continuity of proprietary interest (COI)、③continuity of business enterprise (COBE)の各要件が問題となります。この点、分割型D型組織再編については、①および②だけが必要であるかのような説明がしてある文献も多いのですが、この分野で比較的権威のある本と思われるGinsburg & Levin “Mergers, Acquisitions and Buyouts”やBittker & Eustice “Federal Income Taxation of Corporations and Shareholders”などによれば、③の要件も必要であるような説明がなされています。また、②COIについては、A型などの取得的組織再編と分割的組織再編では要求される内容が異なり、分割的組織再編では、分割会社の既存株主がspin-off等で分配を受けた承継会社株式をすぐに売却することになっているような場合には、COIが害されることになるとされています(取得的組織再編では害されません。)。

※日本の会社法上、“人的分割”は“物的分割”+剰余金の配当と整理され、なくなりましたが、税法はこれに対応しておらず、まだ“分割型分割”&“分社型分割”という“人的分割”&“物的分割”に対応する区別が残っています。
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by fbrat | 2008-04-30 17:09 | Tax

おでん@Yさんご夫妻邸

タイトルのわりには、肝心のおでんの写真を撮りそびれたのですが、先週の火曜日、試験前最後の息抜きということで、ペルー旅行でもご一緒させていただいたYさんご夫妻邸にお邪魔して、おいしいお酒とおでんその他の手料理を御馳走になってきました。ペルー旅行にご一緒したFさんも一緒にお邪魔して、図らずもペルー旅行と同じメンバー。

NYはここ半月ほどで急激に暖かくなっており、気候的には、もうおでんがおいしい季節という感じでもなくなってきているのですが(←もともとは、Yさんご夫妻とFさんの間で、まだもっと寒い時期に、おいしいお酒とおでんとかいいですね、ということで企画されたそうです)、おいしいものは気候にかかわりなくおいしく、久しぶりのおでんを堪能しました。

Yさんご夫妻はEmpire State Buildingの近くのコンドミニアムの45階にお住まい。Empire State Buildingの近くにお住まいということは前から知っていたのですが、夜景がきれいなのには驚きました(南のEmpire State Buildingなどの夜景と、東のイーストリバー側の夜景が両方見られる。)。ということで、夜景の写真を1枚↓
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by fbrat | 2008-04-27 00:56 | その他いろいろ

Philadelphia遠征

昨日(4月19日)は、フィリーズ対メッツ戦を観に、フィラデルフィアまで行ってきました。メッツは、本拠地でのナショナルズ3連戦に全勝し、一昨日もサンタナの好投などで対フィリーズ3連戦の初戦をとって、現在、4連勝と好調。期待して、現地に乗り込みました。

フィラデルフィアには、職場の同僚で、現在University of Pennsylvaniaに留学中のFさんがお住まいで、Amtrakの駅(30th Street Station)まで迎えに来てくださいました。Fさんはフィラデルフィア在住のため、当然、フィリーズファン。

試合開始1時間ちょっと前にフィラデルフィアに着いたので、簡単に観光を、ということで、まず、車でフィラデルフィアでも歴史的な建造物の多い地域に向かいました。途中で通りかかったCity Hall↓。てっぺんに立っているのはウィリアム・ペンという人だそうです。
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フィラデルフィアの観光名所と言ったら、まず思い浮かぶのが“Liberty Bell”。ということで、来てみたのですが、Bellがある博物館の入口は行列になっており、これで野球に遅れたら元も子もないということで、外から見て終わりにしました。写真は、ガラスの反射でうまくとれず↓
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Liberty Bellの向かいにあるIndependence Hall(独立宣言がされたところ)↓
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ここから球場に向かったところ、入場するとちょうど試合前の国歌斉唱の真っ最中。いいタイミングで球場につきました。この日の席は、ちょっと奮発してかなりよい席。これまでの大リーグ観戦で一番よい席だったように思います。席からの眺めはこんな感じ↓
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メッツの先発はペレス、フィリーズはモイヤー。シェイスタジアムのホーム開幕戦と同じ顔合わせ。
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↑昨日のペレス
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↑昨日のモイヤー

試合開始直前に、ビールとフィラデルフィア名物のPhillies Cheese Steak(←牛丼に載せる牛肉のようにスライスした牛肉を玉ねぎなどと一緒に炒めてチーズをからめてホットドック用のパンに挟んだもの)を購入して、パクつきながら見ていたところ、いきなり先頭のレイエスが2塁打で出塁。2番チャーチの当たりはライトへ飛び、この日先発出場のフィリーズのライト、田口が一旦つかんだかのように見えるもこぼしてノーアウト1塁3塁。ここで、3番ライトが2塁打を放ってメッツが幸先よく2点を先制します。
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↑レイエス
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↑チャーチ
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↑ライト

この日のペレスは好調。こないだの日曜日の乱調が嘘のように元のペレスに戻ってました。90マイル台の速球とスライダーのコンビネーションが冴えわたります。

一方のモイヤーは直球のスピードが80マイルちょっとと、まるで日本の山本昌(中日)や石川(ヤクルト)を彷彿させるようなピッチング。それでも2回以降得点を許さず、2-0のまま、6回にもつれ込みます。

6回裏、5回裏の田口の打球を手に当ててから制球が乱れ始めたペレスが(ホーム開幕戦のときも5回あたりから制球がおかしくなっていたので、打球を手に当てたせいではないかもしれませんが)、四球2つで2アウト1塁2塁としてしまいます。ここでフィリーズはけがでスタメンを外れている昨季のナ・リーグMVPジミー・ロリンズをモイヤーの代打でコール。ここでペレスは降板となり、代わってメッツのマウンドに上がったのはサンチェス。サンチェスは、2006年、ワグナーの前を投げるセットアッパーとして活躍するも、夏にタクシー乗車中の事故で肩に大怪我を負い、ようやく今週1年半ぶりにメジャーに復帰。なので、私が生でサンチェスを見るのは初めてでした。そして、この大事な場面で、みごとロリンズを1塁ゴロに仕留めます。
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↑降板するペレス
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↑ロリンズ
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↑サンチェス

6回裏のピンチをしのいだメッツは、7回表、フィリーズの2番手マドソンからレイエスが2ランホームラン。リードを4-0と広げます。
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↑ホームインするレイエス

7回裏、メッツはショーンワイスが登板。田口、ワースを簡単に打ちとるものの、アトリーにソロホームランを浴び、4-1。左バッター対策で出てきているのに、肝心の左バッターに打たれては…という気もしますが、次打者のハワードは三振に切ってとります。昨日のハワードは5打数無安打と完全にブレーキでした。
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↑ショーンワイス

8回裏、メッツはスミスが登板。1アウト2塁とすると、代打ドブスというところで、メッツはフェリシアーノにスイッチ。ただ、フェリシアーノもピリッとせず、ヒットと四球で1アウト満塁としてしまいます。個人的には、フェリシアーノに続投してくれと思ったのですが、ここで再度ウィリー・ランドルフ監督が登場して投手交代を告げます。

そこで出てきた投手はといえば…、ハイルマン。今シーズン、絶不調のハイルマン。一昨日も出てくるなりドブスに3ランホームランを浴びてメッツの勝利を危ういものにしかけたハイルマン。それがいきなり1アウト満塁という厳しい場面で大丈夫かと思いましたが、代打ルイスはレフトへの浅い当たりにつまらせるも、パガンが追いつきながらグラブからこぼしてしまい、レフト前ヒット。ランナー1人返って4-2。ただ、ここからが昨日のハイルマンは踏ん張りました。田口の代打ジェンキンズ、ワースを2者連続で三振に切ってとりピンチを切り抜けます。
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↑スミス
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↑フェリシアーノ
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↑ハイルマン

9回までたどりつけばメッツにはこの人がいます。ビリー・ワグナー↓
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元フィリーズのため、大ブーイングの中、マウンドに上がります。私のメッツ戦観戦はここのところ連敗だったので、久しぶりに生ワグナーを見ました。敵地ながら、NYに近いため、意外とメッツファンもたくさん球場に来ており、ブーイングと“Let's go Mets!!”の掛け声が入り混じる中、フィリーズの誇る、アトリー、ハワード、バレルのクリーンナップをあっさり3人で切ってとり、そのまま4-2で試合終了。これで5連勝(対フィリーズも4連勝。もっとも、その前に9連敗してるけど…。)。いい試合でした。

フィリーズのCitizenz Bank Parkは、私が野球の試合を見たメジャーの球場としては5球場目だったのですが、開放的な感じで、なかなかよい球場だったように思います。外野は中堅が非常に深く、グラウンドの形が四角形に近かったですが、来年完成予定のメッツのCiti Fieldも四角い形のようなので、同じような印象のグラウンドになるのでしょうか。

あと、印象に残ったのは、フィリーズのマスコット、Fanatic。もちろん、私はMr.Metの方が好きですが、Fanaticのファンサービス精神旺盛な動きには感心しました。
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試合終了後は、もう1つフィラデルフィアで有名な場所を、ということで、Fさんがロッキーの像に連れて行ってくださいました。ロッキーの像はPhiladelphia Musium of Artのたもとにあります。
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↑Philadelphia Musium of Art。手前の像はロッキーではなく、おそらくだれか有名な歴史上の人物。
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↑Philadelphia Musium of Artの階段の上から見下ろした夜景
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↑ロッキー像。メッツの勝利でガッツポーズ?暗くて分かりづらいか…。

すっかり1日、野球、そしてフィラデルフィアを堪能し、楽しみました。Fさん、いろいろとご案内いただきありがとうございました。
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by fbrat | 2008-04-20 16:33 | Mets/MLB

Peru旅行 番外編~コーラ王国・ペルー

NYUでご一緒のyutakatakaさんYさん(夫)のブログを読んで知ったのですが、ナスカの地上絵上空を遊覧中のセスナ機が墜落して、5人のフランス人観光客がなくなったそうです…。セスナは我々も利用したアエロイカ社のもの。(追記 4月23日:昨日、Yさん夫妻にご指摘いただいたのですが、我々が利用したのは他社のものだったらしいです。)我々が同地でセスナに乗ってから1ヶ月も経っていないうちのこのニュースということで、非常に衝撃を受けました。セスナの揺れは結構きつくて正直参ったのですが、無事帰ってこられただけよかったということなのかもしれません。

さて、本編も(おそらく)まだ続く(かもしれない)と思いますが、ここでペルー旅行記の番外編を。

私は、今でこそ、周りからはラーメン好きとしてのみ(?)認知される存在ですが、司法修習生のころまでは、周囲の友人からはコーラ好きとしても認識されていました。今の職場を選んだ理由を聞かれた際に、真面目に答えるのが面倒な場合は、“コーラが飲み放題だから”と答えていたくらいです(←私の日本での勤め先は、社内に従業員向けのベンダーマシーンが置いてあって、従業員は無料でコーラその他の飲み物が飲み放題。)。私がそこまでコーラ好きになった理由としては、私が生まれ育った街は神奈川県の海老名市というところなのですが、海老名には、コカ・コーラ工場と高速道路のサービスエリアくらいしか目立つものがなく、子どもたちは幼いころから1日3食コカ・コーラを飲んで育つのです(嘘)。

ところで、先日、旅行で訪れたペルーは、知る人ぞ知るコーラ王国。ペルーには、地元のブランドとしてインカ・コーラというコーラがあり、NYUで一緒のペルー人は、“ペルーではインカ・コーラのシェアはコカコーラを下回ったことがない。”と自慢していました。もっとも、旅行から帰ってきた後にYさん(妻)に教えていただいたのですが、現在では、インカ・コーラを製造しているJosé R. Lindley社とコカ・コーラ社はJV契約を結んでおり、コカ・コーラ社はLindley社の大株主でもあるようです…。

いずれにしても、ペルー人がそこまで自慢するインカ・コーラとはどんな飲み物か、(元)コーラ好きを自負する私としては、確認せねばなるまいと思っていたのですが、早速、リマからイカへの飛行機の中で出てきました。色はマウンテン・デューやメロー・イエローみたいな黄色。どこかで飲んだ味だなーと思ったのですが、その後、何度か飲んだ後に、みんなで話したところ、かき氷のレモンのシロップの味ではないかという結論に落ち着きました。
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さて、インカ・コーラがどのようなものか確認して安心していると、今度は、街で“Kola Real”という看板が…。インカ・コーラ以外にも地コーラがあるのを発見して、これは飲まねばなるまいと思いました。

“Kola Real”を見つけるチャンスのないままクスコ入りし、夕飯の後に、“Kola Real”を探して外出したところ、幸い近くの露店で見つけることができました。
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翌日、飲んでみたのですが、普通のコカ・コーラなどのコーラに近い味。後日、リマで空港とホテルの間の移動の際の運転手を務めてくれたペルー人の方に聞いてみたところ、“Kola Real”は、ペルーではコカ・コーラの安い版のような認識で捉えられており、ペルー人はあまりおいしいと思っていないとのことでした。

さて、“Kola Real”がどのようなものか確認して安心していると、今度は、街で“Reyna Kola”や“RC Royal Crown Cola”といった看板が…。ここに至って、ペルーが本当にコーラ王国であることを実感するにいたったのでした。

“Reyna Kola”は看板は何度も見かけたものの、結局、ペルー出国まで実際に販売されているのを発見することはできませんでした。一体、どこで売っているのでしょう?一方、ロイヤルクラウンコーラは、プーノの露店で発見。プーノの空港で飲んでみたのですが、変な薬品っぽいにおいと味で、今回、ペルーで飲んだコーラの中で最悪でした。もっとも、露店で買ったため、ボトルに傷が付いており、もしかすると中身もやや傷んでいたのかもしれません(と思わせるくらいまずかった。)。後で調べてみたところ、ロイヤルクラウンコーラはアメリカのコーラらしく、以前、ポッカと提携して日本国内で売られていたこともあるようです(そういわれてみると、昔、飲んだような記憶がなくもないです。もっとも、そのときはそこまでまずかった記憶ではないのですが…。)。
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さて、プーノからリマに帰ってきて、ペルーのメジャーなコーラで見落としているものがないか不安に思ったので、上記のペルー人の運転手さんに聞いてみたところ、“Crush”というオレンジ味のコーラ(?)が結構人気があるとのこと。翌日、リマ市内の薬局で発見したので、早速購入してみました。
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見た目はファンタ・オレンジ、味もファンタ・オレンジ。しかも発売元もファンタ・オレンジと同じコカ・コーラ社。しかも、ペルーでもファンタ・オレンジは販売されており、なぜ全く同じような味の商品が同じ会社から別の商品名で発売になっているのか謎でした。しかも、この商品、どこにも“コーラ”とは書いてないし…。あの運転手さんの認識では、甘い炭酸飲料は全部“コーラ”なのでしょうか。でも、そう考えてみると、インカ・コーラとコカ・コーラでは全然味が違うのに、両方ともコーラと呼ばれており、もしかすると、ペルーでは“コーラ”とは“甘い炭酸飲料”くらいの認識なのかもしれません。。

さらに、リマ市内で“Peru Kola”との看板を発見し、どこかにないかなーと思っていたところ、土産物屋で発見。これも、早速、購入して飲んでみましたが、普通のコーラを薄くしたような味でした。
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最後に、コーラと名の付くものは全部飲んでおこうということで、リマ市内のスーパーで発見したピンク色の“Kola Inglesa”という飲み物を購入。飲んでみると、色のとおり、かき氷のイチゴシロップのような味でした。製造元を見るとペプシ・コーラから発売されており、勝手な想像ですが、コカ・コーラ陣営の、かき氷のレモンシロップのような味のインカ・コーラに対抗するために、開発されたのかなという気がしました。
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ということで、他国ではコーラと呼ばないようなものまでコーラと呼ばれている可能性はあるようにも思われますが、それでもこれだけ大量の“コーラ”と名の付く飲み物が発売されているということは、ペルーはコーラ王国であるといってよいと思います。それにしても、かき氷のレモンシロップ味のインカ・コーラがはやってるなら、かき氷のメロンシロップ味の炭酸飲料=メロン・ソーダをペルーに持ち込んだりすれば、大流行するのではないかというような気もしました。
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↑結局、実物を発見できなかった“Reyna Kola”の看板
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by fbrat | 2008-04-20 13:56 | Journey

NY Rangers Round 2 進出!!

今晩は、ニューヨークのスポーツにとって記念すべきニュースが2つ。

まず、1つ目は、タイトルのとおり、NHLのレンジャーズが、NJ Devilsに5-3で勝って、プレーオフのRound 1の勝敗を4勝1敗として、Round 2に進出。これで、Eastern ConferenceでBest 4に進んだことになります。NY Giantsに続いて、NYのスポーツチームの覇権なるか引き続き要注目です。

そして、もう1つは、ついにKnicksのヘッドコーチ、Isiah Thomasが解任されました!! シーズン前からのセクハラ訴訟問題に始まり、GM、ヘッドコーチとしても全くよいところのないシーズンで、素人目に見ても、Isiahの存在が、Knicksの低迷の大きな原因の1つであったことは否めないように思います。Donnie Walshがやってくるのが決まった時点で、Isiahの運命は風前の灯だったわけですが、これで来季のKnicksはよい方向への変化が望めそうな気がします。私のNY滞在がこの夏までであることが残念でなりません。。
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by fbrat | 2008-04-19 13:55 | Sports (上記以外)

Utada Hikaru

今日、ふらっと紀伊国屋に行ったところ、宇多田ヒカルのnew albumが売っていたので、つい購入してしまいました。別にアメリカ再進出とかそういうわけではなく、普通に日本盤です(日本では3月頃発売になっていたのでしょうか。)。私が普段買うCDは8割方以上は洋楽なのですが、なぜか宇多田ヒカルだけは、1st albumから欠かさず買ってしまっています。そういえば、アメリカの方がCDが安いので、こちらに来たらもっとたくさんCDを買うかと思っていたのですが、CD屋の品揃えが意外と悪いのと(←タイムズスクエアに面したVirginとかでも)、ストレスのない生活を送っているため、憂さ晴らしのためのCDの大人買いをしなくなったせいか、ここのところ、あまりCDを多く買ってないです。

同アルバムに収録されていた“Flavor of Life”を聞きながら、この曲、去年の夏、NYに来る飛行機の中で聞いたなー、と感傷的な気分になりました(←もっとも、よく考えると、去年の春のタイ出張のときの飛行機かも。)。ロースクールの授業も残り半月あまり。。
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by fbrat | 2008-04-17 12:34 | Music

生サンタナ

一昨日(4月11日)は、苦労人フィゲロア(←去年は台湾球界などを放浪。)の好投で、ブルワーズとの3連戦の初戦を物にしたメッツ。このまま勢いに乗っていければ、というところで、昨日の先発はメジャー現役最高の左腕投手といわれるサンタナ。そのサンタナのメッツ入り後初めてのシェイスタジアムでの登板を観に、昨日、今年2試合目のメッツ戦観戦に赴きました。これがもちろん私にとっても初めて生でサンタナを見る機会。

昨日は、ブルワーズの先発もエースのベン・シーツ。投手戦を予想して行ったのですが…
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↑昨日の席からの眺め
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↑サンタナ
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↑ベン・シーツ。

初回、先頭のウィークスがショート横へのあたり。これを、一昨日、大腿部を痛めてこの日欠場のレイエスに代わってショートに入ったイーズリーがはじいて内野安打。レイエス離脱の不安がいきなり顔をのぞかせます(ちなみに、2塁にはこの日からカスティーヨが復帰。)。その後、去年のナ・リーグ本塁打王フィルダーにもヒットを打たれて1、3塁としますが、サンタナが、4番の去年のナ・リーグ新人王ブラウンを三振、5番ホールをショートゴロにうちとって、この回は切り抜けます。
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↑元阪神でその後メジャーで本塁打王になるなど活躍したセシル・フィルダーの息子、プリンス・フィルダー。体型も父親そっくり。

1回裏、レイエスの離脱で1番に座ったパガンがいきなりライト前ヒットで出塁。その後、パガンが3塁まで進んだところで、ライトが犠牲フライを打ち上げて先制。さらにヒットでベルトランが出塁すると、ここでデルガドが2塁打を放って2点目。幸先のよいスタートを切ります。
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↑今シーズンここまで好調のパガン。
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↑打席に向かうライト
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↑2塁打を放ったデルガド

2回表、この回先頭のハートの3塁ゴロで、ライトが悪送球(この日のライトは2失策。)。またもノーアウトのランナーを出すと続くハーディにも四球。次打者の投手シーツの送りバントを処理して1塁に送球して油断していると、3塁に進んでいたハートがその間に一気に生還して2-1。もったいない得点を許します。

2回裏、2回表と同様(?)、イーズリーの3塁ゴロをブルワーズの三塁手ホールがエラー。シュナイダーのヒットで2回表のブルワーズ同様、ノーアウト1・2塁としますが、2回表と違ったのは、ここでサンタナが送りバント失敗(2塁ランナーが3塁で封殺)。その後、2アウト満塁と攻めたてますが、ライトが凡退して先ほどのエラーの汚名返上に失敗。

4回表、先頭のホールのソロホームランで、2-2と同点に追いつかれます。昨年50本塁打の3番フィルダー、昨年34本塁打の4番ブラウンを警戒してたら、5番のホールにやられました。もっとも、ホールは昨季14本塁打に終わったものの(ちなみに一昨年は35本)、今シーズンは好調で既にこれで5号ホームラン。

続く5回表、1アウトから、今度は1番ウィークスのソロホームランで2-3と逆転されます。さらに7回表、2番キャプラーに2ランホームランを浴びます。これで2-5。キャプラーってどこかで聞き覚えが…と思ったら、2005年に巨人にいたダメ外国人じゃないですか。その後、2006年に現役引退したものの、今季から現役復帰。こんなところで打たなくていいです。

結局、サンタナは、ここで降板。結局、この日のサンタナは3本塁打を浴びるというらしくない出来で、メッツの一員としての初のシェイスタジアム登板は残念な結果に終わりました。キャプラーの一発までは大崩れはせず試合は作っていたと評価できますが、今後の巻き返しを期待したいところです。

一方、ブルワーズのシーツは3回以降好投し、メッツ打線は抑え込まれます。7回表にシーツに打席が回ったものの、ブルワーズは代打を送らず、8回表もシーツに続投させます。その8回表に、ようやく、メッツはライトの2号ホームランが飛び出し、3-5。ベルトランに四球を出したところでシーツは降板。しかし、続くデルガドはワンポイントで出てきたシャウスに打ちとられて3アウト。
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↑ホームインするライト
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↑ブルワーズのホームランが続いていたところ、メッツ選手のホームランでようやく登場の外野のリンゴ。

メッツは8回、9回とリリーフで登板したムニスが好投。9回裏、ブルワーズの抑えって誰だったっけ?と思っていると、出てきたのはガニエ。昨季レッドソックスに移ってから不調で、今季もいきなり福留に3ランホームランを浴びるなど不安定なだけに、これが反撃が期待できるかも、と思って見ていたのですが、メッツも下位打線のチャーチ、イーズリー、シュナイダーがあっさり3人とも凡退して試合終了。今季のメッツ戦観戦はいきなり2連敗と残念なスタートになってしまいました。。
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↑ムニス
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↑ガニエ

ちなみに、次の土曜日はフィラデルフィアまで遠征してフィリーズ対メッツ戦を観に行く予定。このままローテーションを5人で回す前提で計算すると先発はペレス。そのとおりだと、昨年の夏以来、メッツ戦の観戦はこれで6試合目となる予定なのですが、うち4試合の先発投手がペレス。。まあ、ペレスは今シーズンここまでまだ無失点と好調なので、いいですけど…。ペレスは今日先発予定なので、まずは今日頑張ってほしいです。

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↑試合前のシェイスタジアムの残り試合のカウントダウン。ヤンキースタジアムでも毎試合、5回裏終了後に、ゲストによるカウントダウンがありますが、試合開始前よりは、試合の成立した5回裏終了後の方が正しい気がします。。

(追記 4月14日)
昨日(4月13日)は、今シーズンここまで好調だったペレスも撃沈。。そして、またもソーサが…。昨日はフィリーズもブレーブスも負けたのがせめてもの救い。火曜日からのナショナルズ戦に巻き返しを期待したいです。
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by fbrat | 2008-04-13 15:52 | Mets/MLB

Mets、Vargas獲得

今日(4月10日)は、夕方からずっと出かけていて夜10時半ごろ帰ってきて、メッツ対フィリーズの結果を確認しようと思ってテレビをつけたところ、まだ延長戦の真っ最中。試合経過を確認してみると、先発のメーンは好投したようですが、開幕からずっとパッとしないハイルマンが、負け試合のダメを押すだけでは物足りず、今日は勝ち試合を振り出しに戻してくれたようです。しかし、今日はハイルマン以外のリリーフ陣は無失点とよい仕事をしました。最後は、12回裏、2塁打で出塁したレイエスが、パガンのセンター前ヒットで生還して4-3でメッツのサヨナラ勝ち。いやー、パガン、いいですね。アルーが離脱して、パガンがいなかったらと思うとぞっとします。カブスはいい選手を出してくれました。

さて、表題のとおり、メッツは今日、Claudio Vargas投手とマイナー契約を結んだことを発表。現在、先発4番手と5番手はペルフリーとフィゲロアということになっていますが、彼らが、今後、結果を残せなかった場合には、このVargasかArmas Jr.あたりがバックアップとして期待されることになると思われます。

Vargasは29歳の右投手。昨季、ブリュワーズで29試合に登板し、11勝6敗1セーブ、防御率5.09。先発として継続して起用すれば、ある程度の数字を残すことは期待できそうです(実績的にはペルフリーやフィゲロアより上だし。)。
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by fbrat | 2008-04-11 12:29 | Mets/MLB

Final Home Opener at Shea

メーン、サンタナ、ペレスの3本柱で、ブレーブス、フィリーズに3連敗してどうなることかと思いましたが、今日はペルフリーが何とか5回2失点に抑えて連敗ストップ。攻撃もフィリーズのミスに付け込んで、というか、フィリーズが勝手に自滅して(7失策)、わずか5安打で8得点。8-2で昨年から続く対フィリーズ戦の連敗を9で止めました。これでようやく、昨日の試合を振り返る気になりました。

昨日は、記念すべきシェイ・スタジアム最終年のホーム開幕戦。11時半まで大学の授業があったので、その後、昼を食べに一風堂へ。先日、一風堂を食べてからヤンキースタジアムに行ったところ、ヤンキースが勝ったので、その縁起を担いだのですが、これを後で昼を食べずに球場に来ればよかったと後悔することになります。。

試合開始の30分以上前に余裕を持って球場に着いたところまではよかったのですが、この日はシェイスタジアム最後のホーム開幕戦ということで、超満員の人出でごった返しており、各ゲートとも長蛇の列。球場に入るまでに45分以上かかってしまい(←指定席券持ってて、球場への入場のためにこんなに並んだのは、今まで日本も含めて経験なし)、球場に入ったときには、開幕のセレモニーどころか、既に1回表が終了…(涙)。

席は、バックネット裏のUpper Box。席からの眺めはこんな感じ↓
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席に着くといきなりライトがあわやホームランかという大飛球
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先発はメッツがペレス、フィリーズがモイヤー。
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↑ペレス
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↑モイヤー

試合は2回に動きます。デルガドのソロホームランでメッツが先制。
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↑ホームランを放つデルガド
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↑ホームインするデルガド

4回にもメッツは四球とヒットで1アウト満塁とすると、チャーチの2塁ゴロの間に2点目。
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↑チャーチ

メッツ先発のペレスは5回に急に制球を乱しかけて、送りバントの構えを見せる投手のモイヤーを四球で歩かせますが、この回は何とか抑えてチェンジ。しかし、6回にフィリーズの看板選手、アトリーとハワードを簡単に打ちとった後に、バレルに粘られて四球で出塁を許すと、6番ワースにはストレートの四球。ここで、交代となります。5回2/3を無失点ということで、もう少し長く投げて欲しかったというのはありますが、ペレスは先発の役割を十分に果たしたといえるでしょう。
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2番手はスミス。いきなりフェリスを四球で歩かせ満塁としますが、次打者のルイスを遊ゴロに打ちとってチェンジ。
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↑投球練習をするスミス

ペレスが6回で降板してしまい、後の3回はフェリシアーノ→ハイルマン→ワグナーかなと思っていると、7回表は、フェリシアーノではなく同じ左腕のショーンワイスが登板。隣の席のファンも“Where is Feliciano? ”と言ってましたが、後で分かったことですが、なぜかプエルトリコへ一時帰国していて、戻ってくる際の飛行機の遅れで、球場に着いたのが7回だったとのこと…。

で、フェリシアーノの代わりに(?)出てきたショーンワイスがピリッとしません。最初に出てきた田口は粘られた揚句に2塁ゴロに打ちとりますが、その後、2安打と死球で1アウト満塁。続くハワードを一塁ゴロに打ちとりますが、デルガドが2塁への送球をランナーに当ててしまい、2人ホームインして1アウトのまま。ここでショーンワイスをリリーフしたソーサも、2アウト後、ワースにライト前ヒットを許して2-3と逆転されます。
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↑ショーンワイス
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↑田口
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↑ソーサ

8回、続いて登板したハイルマンが、先日のブレーブス戦に続いてあっさり2失点して試合を決定づけます。何とか3アウトをとってベンチに戻るハイルマンにスタンドからブーイングの嵐。メッツは追加点を奪えないまま2-5で敗戦。私はトボトボと夕方からの授業に出るために大学に戻ったのでした。。
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↑ハイルマン

昨年のビデオを見ているかのようなリリーフ陣の崩壊での敗戦。2週間前に今年のメッツは「投手陣のチーム」と書きましたが、早々と撤回します。そう思ったのは、サンタナの加入で先発投手陣が強化されるとともに、先発投手陣が試合を作れるゲームが増え(しかもサンタナは7回投げることも多い)、リリーフ陣の負担も減って、昨シーズン終盤のように疲労で(?)リリーフ陣が崩壊することもなくなるだろうと思ったからだったのですが、先発投手陣からは、早々とマルチネスが離脱してしまいましたし、リリーフ陣にしても、シーズン最初からこのような不安定ぶりでは疲労も何も関係ない気がします。この日だけでなく、先週末のブレーブス戦でも、負け投手は先発のメーンとサンタナですが、試合を決定づける失点をしたのはむしろソーサとハイルマンでした。ブルペン補強のために獲得したワイズもいきなりサヨナラホームランを浴びた挙句、右ヒジ痛でDL入りしてるし…。今後も、競った試合でどうワグナーまでつないでいくかに頭を悩ませることになりそうです。

悪いときには悪いことが重なるもので、この日はカスティーヨがひざの痛みを訴えて途中交代。しかも、DLでファーム調整中のエル・デュケも再び足の痛みを訴えてMRI検査とか。。

ペドロが離脱し、エル・デュケが戻ってこないとなると、先発投手陣はしばらくサンタナ、ペレス、メーンの3人に、ペルフリーとフィゲロアを加えた5人で回すことになると思われます。この点で、今日のペルフリーの好投は今後に希望を持たせるものではありました。先発5番手については、ブリュワーズからFAになっているClaudio Vargasとの契約が近いという話もあります。

もう1つ希望を抱かせるニュースとしては、これもDLでファーム調整中のサンチェスが、金曜、土曜と、一昨年の交通事故で離脱後、初めて連日の登板をする予定であるとのこと。無理をして欲しくはないですが、早くも崩壊気味のリリーフ陣へのテコ入れになることを期待しています。

カスティーヨの代役としては、今日はイーズリーが出場してヒットを放っていましたが、こうなるとゴーテイを出してしまったことが悔やまれるような気もします(ブレーブス戦ではヒット打たれてたし…。)。他に攻撃面では、現在のところ、パガンがアルーの穴を十分に埋めているといってよい活躍を見せていますし、デルガドがなかなか好調なのが心強いですが、懸念があるとすれば昨季終盤不振に陥ったレイエスが低調なままであることでしょうか。

いずれにしても、個人的には、シーズン開幕前はサンタナ獲得で優勝と確信して疑わなかったのですが、記念すべきシェイスタジアム最後のホーム開幕戦は、今シーズンの先行きに不安の影を投げかけるには十分な内容でした。今年もそう簡単には行かなそうです。。。
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by fbrat | 2008-04-10 12:43 | Mets/MLB