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カテゴリ:Swallows/NPB( 18 )

いつの間にか10月

結局、先月はブログを更新できないままでした。2年前にブログを始めて以来初めてのことです。昨日は久しぶりに全く仕事をしない休日でした。ということで、一日、読書などして過ごし、日付が変わってから、久しぶりにブログを更新しています。

8月からスカパーに加入したのですが、昨日は昼前に布団から這い出してきてテレビをつけたら、ちょうどエンジェルス対レッドソックスのプレーオフ・ディヴィジョン・シリーズをやってました。スカパーのパックに含まれているJ Sportsのチャンネルで放送していたのでした。そう書くと、以前、メッツ戦を放送していないので、ケーブルテレビに加入してまで大リーグ放送を見る気にならないと書いたのと矛盾してるだろ、と突っ込まれそうですが、スカパーに加入したのは休日に日本のプロ野球とプレミアリーグ(見られるときはCLも)の中継を見るのが主な目的だったのですが、前者について「プロ野球パック」とかいうパックに加入したら、大リーグ放送もおまけ(?)でついてきたのでした。

で、しばらく中継を見ていたら、シーズン途中でメッツからレッドソックスに移籍したビリー・ワグナーが登場。ベケットが左打ちのアイバーに2点タイムリー3塁打を浴びた後に登場したのですが、個人的にはアイバーのところで投入すべきだったのではないかと思いました。それはともかく、もうメッツのユニフォームを着たワグナーを見ることはないのだなと思うと、何となく感傷的な気分になりました。去年ワグナーが手術をし、メッツが昨オフにK-Rodを獲得した時点で、遅くともこのオフにワグナーがメッツを去ることは決まっていたわけですけど。

そのメッツは今年も残念ながらプレーオフには進めなかった…というレベルの話ではなく、終わってみたら、70勝92敗でナ・リーグ東地区4位という信じられないような成績。いろいろ理由があるにしても、WBC出場組を中心とした怪我人が多すぎたことが最大の原因。もし第3回が行われるようなら、メッツ所属の選手についてはチームとしてWBC出場禁止にすべきでしょう。いずれにしても、このオフの補強および来シーズンの巻き返しに期待したいところです。

もっとも、メッツは今年は非常に残念な結果に終わりましたが、この2ヶ月間、忙しく仕事をしている中で、貴重な息抜きの時間となったのは、それ以外の私が応援するチームたちについての、休日のTVでのスポーツ観戦でした(←もっとも、休日ですらスポーツ観戦もままならない日も結構ありましたが(涙))。

まずはチェルシー。現在プレミア・リーグ第8節までを終了して7勝1敗の勝ち点21でマンUに勝ち点2差の首位。前節のリバプール戦は、今季初めてのビッグ4相手の試合というだけでなく、不本意なパフォーマンスで開幕からの連勝が止まったウィガン戦の直後の試合、かつ、去年スコラーリ・チェルシーの低迷のきっかけとなったリバプールとの試合ということで、注目を集めましたが、結果はドログバの2アシストの活躍(決めたのはアネルカとマルーダ)でチェルシーが快勝しました。今年のドログバは自らも既に6得点を決めているのですが、絶妙のアシストを見せることも多く(トットナム戦のアシュリー・コールのゴールとか、フラム戦のアネルカのゴールとか)、それも含めて絶好調だなーという印象を受けます。まだシーズンは長いですが、この調子で引き続き頑張ってほしいです。そのドログバが(他にカルー、エシアン、ミケルも)アフリカ選手権で抜ける1月が、FIFAの不当なチェルシーに対する移籍選手の獲得禁止処分もあって選手が補強できない可能性があり、一番の不安ではありますが。

そして、なんといってもスワローズ。8月から9月にかけて、毎年5位か6位というような暗黒時代から、もう四半世紀以上このチームを応援している私も見たことがないような、球団史上初の12カード連続負け越しという歴史的大失速ぶりを見せつけられて、どうもアメリカから、豚インフルエンザ…ではなく、応援するチームがギリギリでプレーオフ出場を逃すという病気に罹患して帰ってきてしまったのかと思いました。。しかし、何とか土壇場で踏みとどまり、一昨日、CS出場の最後のイスを争う阪神との直接対決を制して初のCSを決めました。最後は、救世主ともいうべき4年目の高木のローテの定着を含めた先発投手の頑張りが大きかったと思います。3年連続でCSの3チームが同じ顔ぶれというのもなんだかなーと思うので、その意味でもよかったです。まー、負け越しでのCS進出なので、高望みはしませんが、今のスワローズは若手中心のこれからのチームだと思うので、若手選手がこれで経験を積んで成長してくれればいいなと思ってます。でも、もしCS第2ステージに進出した場合には、シーズン中いいようにやられた巨人に最後の土壇場で煮え湯を飲ませてほしいです。
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by fbrat | 2009-10-11 01:17 | Swallows/NPB

俺はジャイアンツが大っ嫌いだ

もちろん、この「ジャイアンツ」は巨人のことです。

今日(8月22日)はふと思いついて、ふらっと神宮球場に行ってきたのですが、試合途中に、「俺はジャイアンツが大っ嫌いだ」という垂れ幕(?)を持ったおじさんが、スクリーンに映し出されていて、ヤクルトファンの喝さいを浴びてました。

なぜ今日野球を見に行ったのかといえば、由規が先発だったので。ヤクルトの期待の星を一度早いうちに生で見たいと思っていたのですが、最近仕事が忙しくなってきて、平日に野球を見に行くのはなかなか難しいところ、ここのところ由規は日曜日の先発が続いていたのですが、今日は土曜日で先発予想に由規の名前が挙がっていました。で、この後さらにローテーションがずれて、平日の先発になってしまうと(←ローテーションを5人で回すと、普通1週間に6試合なので、1つずつ曜日が前になる)、見に行けなくなってしまうと思ったので、今日見に行ってきたのでした。

ということで、やってきました神宮球場。
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空いていたら内野の指定席で見ようと思っていたのですが、さすがに土曜日の巨人戦、試合直前に球場に着いたところ、既に指定席は売り切れでした。

ということで、外野自由席で観戦。席からの眺めはこんな感じ↓
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さて、お目当ての由規。外野からで遠いので、私のデジタルカメラでは写真は精一杯拡大して撮ってもこれが限度↓
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一方の巨人の先発はにっくきグライシンガーでしたが、写真撮り忘れました。

試合はいきなり青木のソロホームランでヤクルトが先制。ちょうど座っていた席の近くの方向にまっすぐ打球が飛んできました。
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↑青木
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↑傘が舞うスタンド

一方、由規は巨人打線を初回、2回と無得点に抑えますが、3回表、鶴岡にツーベースを浴び、さらに、続くグライシンガーにまさかのタイムリーで1対1の同点。

さらに4回表、連打と四球で1アウト満塁。ここで巨人の下位打線の脇谷、鶴岡に連打を浴びて2失点で1-3と逆転。5回表、坂本の本塁打、亀井のツーベース、阿部の犠牲フライで3失点で1-6。坂本の本塁打はスライダーだったようですが、今日の由規は何かストレートを狙われているような印象がありました。こないだテレビ観戦した巨人戦では、ストレート中心のリードが功を奏した感じだったのですが。公式ホームページを見ると、今日は変化球の制球が悪かったということで、変化球もよくないとなかなかストレートも生きないということなのでしょう。

5回裏終了後には花火↓
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6回からは木田↓。2回無失点。
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8回からは松井光介↓。8回の1失点でヤクルトの敗戦を決定づけた感じでした。
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ヤクルト打線は8回途中まで、青木のホームランの1点のみに抑え込まれます。ようやく8回裏、2アウト1塁3塁のチャンスに、グライシンガーをリリーフした藤田から、またも青木がタイムリーを放って、ようやく2-7。
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↑タイムリーを放った後の塁上の青木。

9回裏も、代わった越智を攻めてノーアウト満塁のチャンス。ここで米野が凡退も、途中から3塁に入っていた吉本がタイムリーで3-7。
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↑やはりタイムリーを放った後の塁上の吉本。

この後、さらにチャンスが続きますが、福地、さらに最後はクルーンが出てきて川島慶が打ち取られ、試合終了。

この日の試合を見ていて思ったこと。

・終盤にチャンスは作りましたが、全体として完全に力負け。

・由規はまた今度頑張ってください。

・やっぱりデントナと宮本を欠くとヤクルト打線は迫力不足。

・川島慶に上位の打順(この日は2番)はきびしい気がします。1対1の同点に追いつかれた後の3回裏1アウト1塁3塁のチャンスにゲッツー、6回裏先頭の福地が出た後にまたゲッツー、8回裏1アウト1塁3塁で内野フライ、9回裏2アウト満塁で三振。帰り道で巨人ファンに、今日は慶三サマサマだったね、といわれてました。ショートが守れて、2ケタ本塁打(現時点で10本塁打)ということで、下位打線であれば意外性もあってよいかもしれませんが。まー、2番打者に今日ほどチャンスが回ってくることも珍しいといえば珍しいのですが。

・巨人の亀井の活躍ぶりを見ていて、ヤクルトも、もっと飯原などにチャンスを与えるべきではないかと思いました。青木とガイエルが動かせないとすると外野はレフトしか空いておらず、今日そのレフトを守った福地は3安打で、去年みたいな大活躍ではないもののそれなりの数字を残していますし、若手の中でも他に武内(←この日はデントナがいないので一塁で出ていましたが)とかもいるので、なかなか1人の選手にチャンスを与えるというのが難しいのはわかるのですが。いずれにしても、ヤクルトの外野のレギュラー争いは結構きびしいです。

・最後に、ヤクルトファンは基本的に「俺はジャイアンツが大っ嫌いだ」という人がほとんどだと思うので、こんなに巨人戦の対戦成績が毎年悪いのは耐えられません。グライシンガーやゴンザレスに負けたりというのはなおさら。もう少し何とかしてほしいものだと思います。少なくとも、途中で試合を諦めたかのような采配(相川→米野の交代とか)は巨人戦に限ってはすべきではないのではないかと思います。

ところで、外苑前駅への帰り道の途中で、もう1つ目障りなものが目に入ってきました↓。俺はタイガースも大っ嫌いだ。
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(追記 9月5日)
世間では捕手キムタクばかりが話題になってますが、外野フライで試合終了のはずが天井に当たって同点って一体なに…?やっぱり野球は大空の下でやらないと。
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by fbrat | 2009-08-23 00:17 | Swallows/NPB

交流戦初観戦&予想外の快進撃

明日から日本のプロ野球は通常のリーグ戦が再開しますが、その前にこの記事だけは書いておかないと、と思って、ブログを更新しています。

カメラを忘れてしまったので、残念ながら写真はありませんが、仕事復帰前の6月8日、K吾さんと神宮球場にヤクルト対日本ハムの交流戦を見に行ってきました。今までに日本のプロ野球の試合は何十試合見に行ったか、もはや分かりませんが、交流戦は人生初観戦。ここ2年海外にいて、久しぶりの日本のプロ野球観戦ということもあって、楽しみにして神宮を訪れました。

先発投手はヤクルトが石川、日本ハムが糸数。糸数投手のことは私はあまりよく知らず、かたやヤクルトはエースの石川なので、これは負けるわけには行かない試合でした。ところが、ヤクルト打線はそんな糸数の前にチャンスを作ることができず、一方の石川もランナーは出すものの要所は締めて、5回まで0対0という展開。

6回に入ってヤクルト打線はようやくチャンスをつかみ、ガイエルの2点タイムリーなどで3点を先制。ところが、リードしてもらった石川がよくありません。続く7回表、ノーアウト満塁から金子誠にタイムリーを浴びて降板。さらに満塁のピンチが続き、リリーフした松岡は2アウトを奪うものの、田中賢にタイムリーを浴びて、3対3の同点に追いつかれてしまいます。

この後、ヤクルトは同点ながら、五十嵐→イムと投入し、同点のまま9回裏へ。相川の二塁打でチャンスを作ると、最後は武内のサヨナラタイムリーで、ヤクルトが劇的な勝利をおさめたのでした。

この日、試合を見てて思ったのは、1番の川島慶と4番のデントナが打線のブレーキになっているということ。特に、川島慶は守備がよいので外すのはもったいないし、ツボにはまると大きい当たりもあるので、下位で打たせた方がよいのではないかと思いました。…と思ってたら、数試合後から、実際に川島慶は下位打線で起用されるようになりました(一方のデントナも好調になってきたようです)。代わって、最近では、この試合でサヨナラタイムリーを打った武内が1番バッターで起用されて結果を残しているようです。早稲田時代は、大学でもヤクルトでも先輩にあたる青木や田中浩康よりもバッティングでは上といわれた選手でしたが、守備位置が基本的に外国人選手などと被ってしまうファーストに限られていたため、これまでチャンスをつかめずにいました。ただ、最近は外野で起用されているようで、青木が試合途中で負傷退場した試合ではセンターを守ったりなどもしており、外野守備についても首脳陣からある程度の信頼を得ているようです。このまま、その才能を開花させてくれるとよいのですが。

そして、チームは、私が見に行った試合の次の試合でソフトバンクに負けた後、破竹の7連勝。特に最後の3試合は3連続サヨナラ勝ちで、これは日本一になった1978年、1995年以来3度目なんだそうです。これで、交流戦は15勝9敗の2位で、セ・リーグでも巨人と2ゲーム差の2位でリーグ戦再開へ。その再開後最初のカードは巨人相手の首位攻防戦。

シーズン前に書いたとおり、私は今シーズンもヤクルトは育成の年で、優勝争いをするなどとは夢にも思っていませんでした。はっきりいって今の順位や成績は出来過ぎだと思います。その理由はやはり松岡、五十嵐、イムの鉄壁のリリーフ陣にあるといってよいでしょう。前2者は防御率1点台、イムに至っては未だ今シーズン自責点ゼロ。ただ、ここ数年の阪神の終盤の失速ぶりを見ても明らかなとおり、また、ヤクルトの救援陣自身去年そうだったように、救援陣を酷使した戦い方は1シーズン持ちません。たまたま最近は同点でイムらを投入しても、サヨナラ勝ち等の結果が出ているからよいですが、ヤクルトはこれからのチームなので、あまり選手をつぶすような起用はしてほしくないです。既に松岡が右ヒジの張りを訴えていたり、あるいは、この3人とともに救援陣を形成する押本がやはり右肩の張りで一旦2軍落ちしていたのを見たりすると(リーグ戦再開までに戻ってくるようですが)、心配になります。まー、そんなことを言っていても、イムが他のチームに奪われたり(とりあえず来年の契約は大丈夫のようですが)、五十嵐がFAで出てったりしてしまったら元も子もないので、勝てるときに勝っておかなければというのもあるのかもしれませんが…。

いずれにしても、優勝争いとかそういったことにかかわりなく、同じ東京を本拠地とする巨人にはやすやすと連敗するわけにはいかないので、…この3連戦、せめて1勝はして欲しいものだと思います(弱気)。

(追記 6月28日)
14連勝中のエース館山を初戦の先発に立てて敗れ、チームの連勝も7で止まり、本当に3連敗のおそれもあるのではないかと思われた第2戦、家でTV観戦してました(見に行くことも考えたのですが、当日券を確認したら、さすがに巨人戦なので立見席しか残っていなかったのでやめました。)。

ヤクルトの先発は由規。圧巻のピッチングでした。MAX154km/hのストレートを中心に押すピッチングで、8回を2安打1失点。初完投がかかった9回は5点リードにもかかわらず交代となりましたが、8回には球速も落ちてきてましたし、球数(プロ入り後最多の117球)を考えたら、また、由規がこれからの選手であることを考えたら、この投手交代は個人的には見ていて納得できるものでした。あと、やっぱりリード面で相川の存在は大きいなと思わされました(この試合は貴重な追加点となるホームランも打ってましたし。)。

巨人移籍後負けっぱなしだったグライシンガーに土をつけたのも大きいです。といっても、去年から7連敗してたわけだから、1勝くらいで喜んでいる場合でもありませんが。
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by fbrat | 2009-06-25 23:23 | Swallows/NPB

WBCと日本プロ野球の将来

大げさなタイトルですが、そんなことを考えたのは、日経ビジネスオンラインの以下の記事を読んだからでした。

WBC連覇でも、日本球界は浮かばれない?(上)

WBC連覇でも、日本球界は浮かばれない?(下)

著者の鈴木氏はNYでスポーツマーケティング会社を経営している方のようで、ブログもあって、私もたまに読んでます…って、上記の日経ビジネスオンラインの記事を見て、ブログも久しぶりに読んでみたら、Mr. Metが全米のスポーツマスコットNo.1に輝いたことに文句つけてるじゃん、この人。Mr. Metは、NYの地下鉄のマナー広告のポスターとかにも登場してて認知度高いし、ファナティックなんぞよりよっぽど愛嬌があって親近感があるだろーに。

それはともかく、詳細は上記の日経ビジネスオンラインのリンクをお読みいただくとしても、大雑把に言えば、上記の記事は、

・WBCはMLBが牛耳っていて、収益も大きな割合をMLBが持っていく、

・その理由の1つは、欧州のサッカーのように下位リーグから参加して昇格可能な「開放型」のモデルと異なり、MLBがチーム数を制限する「閉鎖型」のモデルをとっており、外界との協調性がないことにある、

・WBCはMLBの国際戦略の一環であり、日本のプロ野球(NPB)に対する効果は限定的、

・NPBの売上げは1995年当時から変わってないけど、MLBの売上げはその国際戦略のおかげもあって日本とそんなに変わらない売上げだった1995年当時から2008年には4.3倍に増えた。


というような内容のものだったのですが、それを読んで考えたことなどをつらつらと書いてみたいと思います。

1.「開放型」と「閉鎖型」の違い

国際大会に協力するかしないかと、リーグの方式が「開放型」か「閉鎖型」はあまり関係がない気がします。むしろ、レベルの差の方が問題なのではないかと。実際にどの程度の実力差があるか定かではありませんが、レベルに差があるという(ファンの)認識というか。もし仮に、日本のプロ野球の方が上(少なくとも同等)という認識があるならば、アメリカのファンも日本との対戦をぜひ見てみたいと思うでしょうし、そうなればMLB及びその選手たちのの国際大会への協力の程度も変わってきそうな気がします。でも、実際には、残念ながら、いくら日本がWBCで連覇したとはいえ、そんなことを思ってるアメリカの野球ファンは皆無に等しいと思います。逆に、例えば、サッカーでは野球におけるアメリカほど図抜けた国はない(←各国のリーグという意味でも、選手の出身国という意味でも)わけで、だからこそ、そのような国際大会への協力が得やすいのではないかという気がします。

個人的には、リーグの方式が「開放型」か「閉鎖型」かの違いに関しては、戦力均衡のための方策の導入が正当化される度合いが、「閉鎖型」のリーグの方が強いのではないかという意味で、興味があります。「閉鎖型」のリーグの方が、チーム数が限られていて入れ替え戦とかもない以上、その中で戦力が均衡して面白い戦いが展開されるように運営していく必要性が高いと思われるからです(逆に「開放型」だと、例えばドラフトとかFA補償とかの戦力均衡のための方策が機能しづらいという面もあります。)。日本では奪われる一方のスワローズのファンである私としては、だからこそ、MLB同様「閉鎖型」の仕組みをとっている日本のプロ野球も、もう少しMLBを始めとするアメリカのプロスポーツリーグを見習って戦力均衡のための制度を拡充すべきではないかと考えているのですが。でも、このようなリーグのモデルの違いは、国際大会への協力についてはあまり関係ない気がしています。

2. WBC日本連覇のNPBに対する効果は限定的か?

この点は、もうこの後の今年のプロ野球の盛り上がり等を見てみないと分からないわけですが、WBCを見たファンが岩隈とかダルビッシュとか青木とか内川とかを観に、球場に足を運ぼうということになってくれたらいいなー、と思います。

上記の記事では、日本チームの中心選手もメジャーリーガーだから、日本が連覇しても、MLBの評判が下がることはないとも書かれています。同記事は実際には連覇の結果が出る前に書かれており、またMLBの評判が下がることがないのも全くそのとおりなのですが、実際に今大会で活躍したのは、MVPの松坂はともかくとしても、イチローは決勝でようやく活躍した感じですし、野村監督への反論に気を取られすぎな城島や、その他、福留や岩村もそこまで目立った活躍をしたかといえば、そうでもなく、むしろNPB所属の選手たちの方が中心だったといえるのではないかと思われます。

現在、MLBで活躍する日本人選手たちにしたって、日本のプロ野球で育ったわけで、日本のプロ野球も捨てたもんじゃないということは、改めて証明されたように思うわけです。そういう意味では、NPBのブランディングとしては、今回のWBCの連覇を奇貨として、「世界一のリーグ」くらいのことを言って、国内のファンの目を向けさせるように努力してもいいのではないかと思います。私のような人間はWBCがあろうがなかろうが、毎年、年に数回は球場に足を運ぶわけで、そういった比較的コアな(?)野球ファンの1人としては、日本のプロ野球が盛り上がるために、今回WBCで盛り上がった人たちが野球ファンとして定着してくれることを願うばかりです。

3. NPBの国際戦略

とはいえ、上記の記事も指摘するとおり、2.で書いた効果は、確かに、日本の国内市場だけの話という意味では、限定された効果でしかないわけです。

私が日本でWBCの中継を見たときに、へー、そうなんだ、と思ったことの1つは、中国の代表選手たちの中に、アメリカのマイナーリーグでプレーする選手たちが何人かいたことでした。NBAでの姚明などの成功を間近に見ているMLBとしては、自分たちも有力な中国人選手を育ててor見つけてきて、中国でのマーケティングも進めようというのは当然の発想かとは思いますが、隣国の日本も手をこまねいてみている場合ではないのではないかと思いました。

元中日の呂建剛選手とか、日本球界も中国へのアプローチを全くしていないわけではないのですが、やっぱり外国人枠を考えると、ある程度戦力になる選手をとってくるという意味では、中国の選手に(2軍であっても)枠を1つ使うのは厳しいものがあります。折りしも、Jリーグが今年からアジア枠というのを導入しましたが、日本球界のアジアでの展開を考えたら、ある程度、アジアの選手については、外国人枠を緩和したり、本来の(日本人選手も含めた)選手枠とは別に枠を設けるのも1つのアイデアなのではないかと。

巨人がイ・スンヨプに対して支払ってる年俸の大部分は韓国での巨人戦の放映権の販売でカバーできているなどという話を読んだこともありますし、例えば、もっと日本球界に韓国人選手が増えたりすれば、他の球団のコンテンツも売れたりするようになるのではないかという気もします(去年イムを獲得し、今年も李を獲得したスワローズが、実際どうしてるのかが気になりますが。)。

NPBが本当に「世界一のリーグ」を名乗るには、MLBに太刀打ちするのはなかなか困難ですが、例えば、中国人が日本のプロ野球に関心を持ってくれればそれだけですごい市場になるわけですし、アジアでのプレゼンスを高めることはもっと考えてもいいのではないかと、素人考えながら思ったわけなのでした。

(追記 3月27日)
ダルvs岩隈の開幕戦完売!プレミア必至(日刊スポーツ)

実際にWBC効果出てるみたいですね。この盛り上がりが続いてくれるといいです。
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by fbrat | 2009-03-26 15:20 | Swallows/NPB

Swallows & Eagles、宮出⇔一場の交換トレード

昨日は、WBCで日本がアメリカを破って決勝進出を果たしたわけですが、それよりも私にとって重要度が大きいニュースがありました。

ヤクルト・宮出と楽天・一場、電撃トレード(SANSPO)

楽天の一場靖弘投手とヤクルトの宮出隆自外野手のトレード。

一場は、楽天初年度のドラフト自由枠での獲得選手で、ドラフト前に、巨人・阪神・横浜の各球団が栄養費を渡していたことが明るみに出て話題となりました。各球団が栄養費を渡してまでとりたいと思った逸材だったわけですが(それにしても「栄養費」って今さらながら変な言葉ですね。欠食児童でもあるまいし)、プロ入り後は、150キロ超の速球を持ちながら制球難などで伸び悩み、プロ入り後、4年間で77試合、15勝28敗1セーブ、防御率5.27。

一方の宮出は、投手として、1995年ドラフト2位で、宇和島東高校から入団(高校でも現レイズ・岩村の1年先輩)。大型投手として期待されるも、故障などで伸び悩み、投手としてはバッティングがよかったこともあって、2002年に野手転向。その後、2005年から2007年にかけてはレギュラー格としてそれぞれ99、134、111試合に出場するも、昨季は不振により首脳陣の構想から外れたような形になり、わずか29試合の出場にとどまりました。通算520試合に出場、打率.279、33本塁打、180打点。

実績や活躍の見込める程度からすると、投手と野手の違いはあるとはいえ、宮出の方が上であるように思われ、スワローズファンの間には、放出を惜しむ声もありますが、今年のヤクルトの外野陣は、青木、福地、ガイエル、飯原と既に1人があぶれる状態で、右の代打陣も一番手には去年4番を張った畠山が控えており、宮出選手本人にとっては活躍の場が広がるという意味でよいトレードだったのではないかと思います。

代わりにやってくる一場も、もともと素材的には一流の選手なはずなので、学生時代に慣れ親しんだ神宮球場(一場は明治大学出身)で覚醒することを期待したいと思います。スワローズの首脳陣としては、石川、館山、川島、由規、李に次ぐ6人目の先発候補として期待しているようです。曲がりなりにもほぼ確定した先発の候補が既に5人いるというのは、去年の同じ時期の状況よりはだいぶマシな気がしますが、高田監督としては、連戦が続く場合を想定して(あるいは前記の5人のうちの誰かが期待したような活躍をできない場合を想定してかもしれませんが)、先発を6人揃えたいと思っているようで、トレード前の時点では、40歳のベテラン木田が最有力と言われてました。一場がその木田を凌ぐような活躍を見せてくれるようであれば、ファンとしても万々歳です。

ところで、ネットによれば、一場の獲得を希望したのは荒木投手コーチであるというような情報もありました。一場を育てる自信があるのであれば大いに結構なのですが、このところ、個人的には荒木のコーチとしての才覚にはやや疑問を覚え始めています。

というのも、私が期待するヤクルトの若手投手の1人である増渕は、このオフに荒木コーチの指導に従い、従来のスリークォーター気味のフォームからオーバーハンドにフォームを修正したそうです。変則フォームの投手が好きな私としてはそれだけでもやや気に食わないのですが、それによって増渕の成績がよくなるならば、そちらの方が大事なので、それはそれで納得のいくフォーム改造ではあります。ところが、この春の増渕は球速が出ずに滅多打ちにあうなど、どうもおかしくなってしまっているような感があります(2軍に落ちてからの状況は知らないのですが、1軍のオープン戦に出てた際は、もともと150km/h超のボールを投げることもある増渕が、138km/hしか出てなかったというような話もありました。)。ダルビッシュのように自由にフォームを調整できるような選手はむしろ例外で、逸材といわれた選手が、コーチの指導によるフォーム改造によってそのよさを失い、消えていった例は過去に腐るほどあります。もちろん、一場のように、よその球団でくすぶっている選手を連れてきて活躍させることができれば、それはそれで素晴らしいことではあるのですが、荒木コーチにはそれよりも先に見直すべきことがあるのではないかという気がするわけです。

(追記 3月24日)
WBC、日本が優勝したのはよかったですが、イムが2イニング投げさせられた挙句、最後、打たれて敗戦投手になってるし…。結局、WBC期間中、私が応援するチームの選手が酷使されまくった気がします。。ようやく終わって、とりあえず大事なメッツとスワローズの選手に大きな故障がなかったことに、ホッとしています。

(追記 3月31日)
ヤクルト・李恵践が右ひじ故障で全治3週間(SANSPO)

ん?李って左利きだよね。利き腕じゃないからこそ3週間くらいの離脱で済むということなのかもしれませんが…。いずれにしても、これで、ローテーションを5人で回すとしても、先発が1人足りなくなってしまいました(当座は木田投手で行くということなのだと思いますが。)。一場や増渕あたりの台頭が切に願われます。
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by fbrat | 2009-03-24 06:32 | Swallows/NPB

WBC

ロンドンにいたこともあって、それほど関心を持っていなかったWBC。それがたまたま一時帰国することになり、日本にいた間に2試合(=中国戦と最初の韓国戦)も中継をばっちり見てしまいました。

個人的には、日本がアメリカに勝とうが、韓国が日本に勝とうが、プロのリーグのレベルは、アメリカ>日本>韓国であることは、疑いのない事実なので、別にどんな結果になってもいいから、メッツやスワローズの選手が怪我しなければいいなー、と思っていたのですが、日本に帰って、その盛り上がりぶりを見るにつけ、少し考えが変わりました。やっぱり日本が勝ち進んだ方が、日本のプロ野球が盛り上がることになるので、一プロ野球ファンとしては、最近、人気の低下が懸念されている日本のプロ野球が廃れてほしくはないので、やっぱり日本が勝ち進んでくれた方がいいな、と。

そう思うと、今さらながらに、原監督で大丈夫なのかということが気になります。だいたい、亀井が代表ってなんでしょう?左のリリーフとして残すのを内海か和田かで迷って、自軍の選手で使いやすい内海を残したという報道もありましたが、国を代表して戦うのに、そんな考慮の仕方はおかしいんじゃないかという気もします。

松坂の登板間隔についても、ルールの確認不足で、当初の予定が狂ってしまったようですし、しっかりしてほしいものだと思います。もっとも、投手陣の起用については、伊東勤と山田久志がコーチで入っているので個人的にはそんなに心配しておらず、やっぱり心配なのは、コールド勝ちの後に完封されてしまった攻撃陣でしょうか。まー、打線は水物なので、首脳陣の指揮にかかわらず、なかなかうまく行かない部分もあるかもしれませんが。

日本以外で勝ち進んでくれたらいいなー、と思ってるのは、メッツのデルガド&ベルトランが主軸を構成するプエルトリコ。逆に、メッツ浮沈の鍵を握るK-Rodとプッツのいるベネズエラとアメリカ、スワローズの守護神イムのいる韓国は、彼らがうっかり故障したりしないうちに早く敗退してくれ、と思ってます。

(追記 3月17日)
練習試合に登板できず調整の予定が狂ってしまったにもかかわらず、松坂はさすがですね。次はダルビッシュに頑張ってもらいたいものです。

それにしても…、と思わされたのが、以下の記事たち。

ベネズエラ4強一番乗り プエルトリコを完封(Yahoo! Japan ニュース/毎日新聞)

「選手が所属する大リーグ球団などへの配慮もあり、基本的に抑え投手は1回限定で起用するチームが多い中、ソーホ監督は2次ラウンド初戦に続き、抑えのロドリゲスを八回2死から投入。」…って、ふざけるのもほどほどにしてほしいです。K-Rodをこの時期に2試合連続で8回から投げさせるなんて…。ベネズエラには、次の試合は、クローザーを出す意味がないような試合展開で、大差で負けてほしいです。

"World" of Worry Surrounds Mets(New York Post)

こっちにはK-Rodのみならず、オリバー・ペレスの話も。上記では私はK-Rodとプッツのみしか触れてませんでしたが(メッツにとっては特にクローザー・セットアッパー等のブルペンが重要なので)、メッツの投手陣では、正確には他にペレス(メキシコ)やフェリシアーノ、フィゲロア(共にプエルトリコ)も参加しています。個人的には、フェリシアーノやフィゲロアあたりが多少多く投げさせられてもそんなに文句を言う気はないのですが、ペレスはメッツのローテーションの一角を占めることを期待されてるだけに、やはりこの時期の酷使は勘弁してほしいところ。ところが、メキシコの監督は、先日の韓国戦でペレスに85球も投げさせたそうです。。なんで、中南米の代表チームの監督はこうロクでもない奴らばかりなんでしょう。まー、メキシコはもう負けたので、これ以上酷使される心配はありませんが…。

(追記 3月18日)
昨日は、韓国とアメリカが勝って、日本とプエルトリコが負けました。やっぱり、私が応援するとダメなんでしょうか…。まー、日韓戦はともかく、アメリカ対プエルトリコは逆転サヨナラヒットを打ったのがデビッド・ライトなので、メッツファン的には喜ぶべきなのか複雑な心境ですが…。

(追記 3月22日)
村田の怪我は横浜的にはほんとに痛いですね…。いくら本人は悔いがないと言っても。。

横浜の心配をしてる場合でもなく、ライトは足の親指のつめがはがれてるのになお強行出場し、ベネズエラは4点リードでK-Rodを投入し、韓国は8点リードでイムを投入。ほんと早く終わってもらいたいという気分になってきました(ベネズエラは韓国に負けましたが…。)。
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by fbrat | 2009-03-14 07:58 | Swallows/NPB

祝!! 若松勉氏、野球殿堂入り

2週間くらい前、発表直後に書きかけて、誤って消してしまった記事をもう一度書き直しました。ここのところスワローズの話を何も書いてなかったので。

表題のとおり、元スワローズ監督の若松勉氏の野球殿堂入りが半月ほど前に発表されました。

1m66cmとプロ野球選手としてはきわめて低い身長ながら、そのバッティングセンスと人並みはずれた努力で、生涯打率は4,000打数以上で日本人最高の.319と球史に残る成績を残し、「小さな大打者」と呼ばれました。スワローズ一筋の選手で初めて2,000本安打を放って名球界入り。20数年前に私がスワローズファンになったころのスワローズの中心選手で、スワローズファンの私が他球団のファンの友人に文句なく自慢できる数少ない選手(といったら当時のスワローズの他の選手に怒られそうですが)の1人でした。間違いなく、古田敦也氏と並びスワローズの歴史を代表する選手です。

ところで、殿堂入りが発表された翌日のサンケイスポーツに若松氏の手記が載っており、それを読んで驚きました。

私にはまだ、ささやかな夢がある。機会があれば、長打力のあるスイッチヒッターを育ててみたい。

私が「長打力のあるスイッチヒッター」が好き(←メッツで一番好きな野手もベルトラン)だというのは、NYで私の周りにいた方には話したことがあるかもしれませんが、それはまだ若松氏がスワローズで二軍監督か打撃コーチを務めていたころに、インタビューで指導者としての目標を聞かれて、「ミッキー・マントルのような長打力のあるスイッチヒッターを育ててみたい」と言っていたことに影響されてのものでした。残念ながら、スワローズはおろか、日本のプロ野球全体を見渡しても、その後、長打力のあるスイッチヒッターというのはあまり現れていないように思います(全く現れていないといってしまうと正確ではなく、今はメジャーの松井稼頭央選手は、日本の最後の4シーズンの本塁打数が23, 24, 36, 33と、日本では長距離打者といえる成績ではあったので、その後現れた長打力のあるスイッチヒッターといえば彼ぐらいでしょうか。)。日本ではむしろ走攻守3拍子そろったというタイプの選手にスイッチヒッターが多い印象です(松井稼もメジャーではそういう位置づけの選手ですし、日本でも元々はそのようなタイプの選手という印象でした。)。一方、メジャーリーグにはスイッチヒッターのスラッガーも何人かいると聞いていて、そのような選手を見るのが、アメリカに行く際に1つ楽しみにしていたことでもありました。

その後、若松氏は一軍の監督なども務めたりしたので、同氏の目標なども変わってしまっているかと思っていたのですが、相変わらず昔と同じことを語っていたので驚いたのでした。ということで、私も、いつか若松氏が育てた長打力のある日本人スイッチヒッターが現れるのを引き続き楽しみにしたいと思います。

ところで、過去の話だけではなく、今のスワローズの話についても若干書いておきたいと思いますが、少し前に相川の獲得も決まって、スワローズの今季の陣容もようやくほぼ固まりました。このオフは、新外国人の獲得に始まり、球団初のFA選手獲得である相川の獲得など、フロントが例年になく積極的だったのは、(補強の方向性については個人的に疑問に思う部分はあるものの)評価できると思います。もっとも、これで優勝を狙える戦力になったなどとは、私は全く思っていないので、スワローズの今シーズンについては、去年ひどすぎた巨人戦の対戦成績をせめてイーブン程度まで上げることと、引き続き由規をはじめとする若手有望株が順調に成長することの2点だけを期待しています。
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by fbrat | 2009-01-30 07:04 | Swallows/NPB

由規、プロ入り初勝利!!

最近はメジャーリーグにどっぷりはまってることもあって、しばらくスワローズのことは何も書いてませんでしたが、久しぶりに嬉しいニュースが。

スワローズの高卒ルーキーの由規が6日の巨人戦でプロ入り初勝利。5回途中までパーフェクトピッチングも、高橋由に一発を浴び、6回表にも押し出しの死球と犠飛で同点に追いつかれるものの、6回裏に福川のこの日2本目(!)のホームランで6-3と勝ち越し。スワローズはその後も1点を追加して逃げきり、由規に勝ち星がつきました。MAX155km/hで6回2安打8奪三振との投球内容は今後に期待を持たせるのに十分な内容です。

先日の初登板の横浜戦では2回6失点で早々とノックアウトされたり、二軍でも必ずしも安定した投球をしているわけではないので、まだまだ課題はいろいろとあるのでしょうが、これからのスワローズを担っていく選手なので、順調に成長していってくれればと思います。

ただ、チームとしては、この日で巨人戦6勝13敗というのはひどすぎです。最初3連勝したので、その後は3勝13敗…。もう少し何とかならないものでしょうか。

あと、高卒3年目の期待の左腕、村中が左ひじ内側側副靱帯損傷で今季絶望とのこと。今年は優勝やプレーオフを狙うというよりは(←中日がモタモタしてるせいで、まだCSのチャンスはあるみたいですが)、今後をにらんだ育成のための年のはずで、そんな今年の最大の収穫ともいうべき村中がこのような怪我というのは残念でなりません。若手投手のコンディションについては、十分に気を遣うようにしてほしいものです。もし由規がまともに活躍しないうちに肩や肘を故障なんてことになったら、スワローズファンやめます。
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by fbrat | 2008-09-07 07:24 | Swallows/NPB

Swallows、川島亮復帰も…

今、大学は期末試験期間中なのですが、現実逃避気味に日本のプロ野球の話を。

まだアメリカは5月4日なのですが、5月4日は、一昨年と昨年、偶然、2年続けてプロ野球を観に行きました(いずれも巨人対ヤクルト@東京ドーム)。ちょうど2年前のスワローズの先発投手も川島亮だったのですが、全然、球速が出ずに、巨人打線に滅多打ちになり、降板しました。翌日の新聞を見たところ、痛みはなかったけれども、力が全然伝わらなかったという趣旨のコメントが載っており、そのまま登録抹消となって二軍で調整ということになりました。

昨年もシーズン後半に復帰したものの、やはり肩の調子は万全とはいかなかったようで、昨オフ、肩の手術に踏み切りました。そのリハビリから、二軍での調整登板を経て、日本時間の5月4日、今季初登板となったようですが、結果、5回4失点(自責点は1)とあまりピリッとしない内容だったようです。本人のコメントは「肩は不安なく投げられたので、後はコントロールだけ」とのことなので、そうであればよいのですが、球速もいまいち出ていなかったようで、これから調子があがってくればいいのですが、あまり無理はしてほしくないところです。五十嵐も故障が治ってすぐに一軍に上げたら調整不足で二軍に逆戻りしてしまいましたし。。

チームも下降気味で、特に打線の調子が最悪のようです。当初、よく打っていたので、スコアボードの成績を見るとそんなに悪くないようにも見えるのですが、ここのところあと一本が出ずに負けという試合が多いようです。前の試合も9回1死までノーヒットピッチングの村中を見殺しでしたし。。打線にテコ入れをするなら、目先の勝ちを求めるなら、リグスの代わりに新外国人野手を獲ってくるべきでしょうし(オフは3塁手を探していたのでよい選手が見つからなかったのかもしれませんが、1塁手ならマイナーリーグでくすぶってるよい選手もいる可能性が高い)、若手を育てるなら、武内や畠山を我慢して使ってほしいです。

ついに5位転落で下には横浜しかいなくなりましたが、28試合で借金2というのは当初の予想に比べればよくやっているのかもしれません(なんせ、去年、最下位のチームからエースと主砲が奪われたわけですから。)。本当は川島亮復帰!ということで景気のいい話を書きたかったのですが、負けてしまったので後ろ向きな感じになってしまいました。試験勉強に戻ります。。

(追記 5月5日)
その奪われたエースと主砲にまたやられました…。
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by fbrat | 2008-05-05 01:20 | Swallows/NPB

今年のSwallowsに期待すること

パ・リーグはいち早く始まってますが、セ・リーグも日本時間の明日いよいよ開幕です。今年のSwallowsの戦力を見るにつけ、いざ始まってしまうと何もコメントする気が起きないような成績になるおそれも高いので、今のうちに書いておきます。

昨シーズン最下位の球団からグライシンガー、石井一久、ラミレスと投打の主力が流出したにもかかわらず、これを埋める補強はリオスの獲得ぐらいで、結局ここまで更なる外国人の獲得はありませんでした(リオス以外に韓国から林も獲得していますが、これはロッテに獲られてしまったシコースキーの流出と相殺でしょう。)。このようなフロントからの援助が不十分な状況で、CSに進出しろというのも酷な話で、今年は将来を見据えた基礎作りの年になれば十分な気がします。実際のところ、日本ではシーズンの最初からそのシーズンを捨てて翌シーズン以降をにらんでチームを立て直しますなどということはなかなか言いづらい雰囲気もありますが、メジャーリーグでは、アスレチックスなどが主力を放出して他球団から若手のプロスペクトを獲得して、公然と翌シーズン以降をにらんだチーム作りを進めています。

特に、5球団競合の末に獲得した由規については、今年は数字を残す必要はないので、来年・再来年以降毎年2ケタをコンスタントに勝てるような投手になるよう育ててほしいものです。高卒2年目の増渕、同じく3年目の村中、大卒ルーキーの加藤は開幕ローテーションに入ってくるようなので、今年1年経験を積んで、2年後、3年後に投手王国と呼ばれるような状況になっていればと思います。

若手の成長とともに期待したいのが石井弘、五十嵐、川島亮、河端らの故障者の復活です。五十嵐はオープン戦を見る限り順調な感じでしたし、川島も既に2軍の試合で登板しているようですが、今年は優勝とか無理なので、焦らずにじっくり治したうえで復帰して来て欲しいと思います。

投手のことばかり書いてしまいましたが、野手で期待の選手を挙げるとすれば3年目の武内でしょうか。入団時点でのバッティングに関しては、同じ早稲田出身の青木や田中より上と言われた選手だけに、青木や田中同様、使い続ければ結果を出すのではないかと個人的には思っているので、リグスなどの調子が出ないようであれば、さっさとあきらめて武内を使ってほしいと思います。同じく3年目で昨シーズン盗塁数チームNo.1だった飯原にも期待しています。

チームの成績としては、あまり負け癖がついてもよくないので、とりあえず最下位は脱出してほしいですが、それ以上は望みません。明日からの巨人3連戦も、3連勝とか贅沢なことは言わないので、せめてみっともなくないように1勝はしてほしいものです。

(追記 3月30日)
3連勝してしまいました。巨人戦の開幕3連勝は国鉄スワローズ(!)時代以来50年ぶりなんだそうです。

(追記 4月13日)
今季2度目の対巨人3連戦は負け越し。そんなによいことは続かないと思うので、負け越しは仕方ないと思いますけど、グライシンガーに負けて、ラミレスに3本塁打とは最悪…。
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by fbrat | 2008-03-27 15:56 | Swallows/NPB