昨日(米国時間1月5日)、メッツはカブスからマイナー・リーグの2選手と引き換えにAngel Pagan外野手の獲得を発表。Paganは、昨季71試合に出場して.264、4本塁打、21打点の26歳のスイッチヒッター。
Pagan外野手はもともとメッツでプロ入りも、2006年からカブスに移籍していました。同外野手の放出はカブスによる福留獲得の余波という指摘もありますが、外野手余り気味のカブスに対し、メッツは、外野の控えの層がやや薄い感もあったので、よい補強であるように思います。もっとも、スイッチヒッターですが、対右投手(.289)の方が対左投手(.236)よりだいぶよいので、相手の先発が左投手のときに、同じく左投手に弱いチャーチの代わりに先発させるというわけにはいかなそうです。
代わりに放出したマイナー2選手は、昨季3Aでプレーした左打ちの25歳の外野手Corey Colesと1Aでプレーした22歳の右投手Ryan Meyers。いずれも特に期待されていたProspectというわけでもなく、メッツがカブスの余剰戦力を譲り受けたといった感じのトレードのようです。