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Holiday From Real

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Nationals Park再訪

2つ前の記事で「旅行の詳しい話はまた追って」と書きましたが、スポーツネタは古くなってしまうとなんなので、先に書いておこうと思います。

NY旅行(出張?)中の22日、D.C.まで足を延ばして、ナショナルズ対メッツの試合を見てきました。本当は新球場であるシティ・フィールドでのメッツの試合を見たかったのですが、今回の私のNY滞在中とその前後はメッツはずっとロード。仕方なく、予定のない日を利用して、D.C.のナショナルズパークまで足を延ばすことにしたのでした。これが私の人生で通算30試合目のMLB観戦。

ほぼ1年ぶりのナショナルズパーク。今回は奮発して80ドル近い席を購入。で、席からの眺めはこんな感じ↓
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席はメッツベンチのすぐ裏で、試合前にはマニュエルがファンが差し出したボールにサインする姿も↓
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さて、試合開始。ナショナルズの先発はスタンメン、メッツの先発はペルフリー。
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↑スタンメン
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↑ペルフリー

今シーズンは昨シーズンに比べるとあまり調子のよくないペルフリーですが(この日の試合前までで7勝5敗、防御率5.07)、この日はよかったです。3回までナショナルズ打線を無得点に抑えますが、4回、ウィリングハムの3塁線を抜ける、ある意味アンラッキーな2塁打で、1塁ランナーのニック・ジョンソンが帰って、ナショナルズが1点先制。

一方のメッツ打線は、ナショナルズ先発のスタンメンをなかなか捉えられません。4回まで無安打、6回にパガンの3塁打をダンが悪送球する間にパガンが一気にホームに帰って1-1の同点。
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↑パガンと次打者のタティス

この後、タティスがツーベースで出ますが、後続が続かず逆転ならず。

同点に追いついてもらった6回裏、ペルフリーが、ダンをライトライナーに打ち取った…かに見えたのですが、これをライトのフランコアが照明が目に入り後逸してしまい2塁打。またピンチを背負います。5番ジョンソンを打ち取った後の6番ウィリングハム。この日のペルフリーの唯一の失投を捉えてレフトスタンドへ2ランホームラン。再び1-3とナショナルズがリード。昨季はマーリンズを苦手としてたペルフリーですが、ウィリングハム(←昨季はマーリンズ)に対してはチームを移っても苦手意識が抜けなかったということでしょうか。この日ウィリングハムは4打数4安打の大活躍。

8回表、メッツは1死から代打のリードが2塁打で出ます。
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↑2塁塁上のリード

パガンも四球で続きますが、後続のタティス、マーフィーが倒れて得点ならず。去年は私が見に行くと打ってくれた印象のあったタティスも、この日は6回のツーベース1本に終わりました(なお、この日は、カスティーヨの退場に伴う途中出場だったので3打席のみ。)。
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↑マーフィーと次打者のライト

8回裏、メッツはパーネル→フェリシアーノ→グリーンと小刻みな継投。ピンチを招くも無失点に抑えて9回表の攻撃に望みを託しますが、9回はあえなく3者凡退でゲームセット。
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↑降板するパーネル
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↑フェリシアーノ
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↑グリーン
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↑後逸&この日ノーヒットで9回も凡退したフランコア。でもメッツ移籍後は好調なようなので引き続き頑張ってほしいです。

試合全体の感想としては、まー、なんといっても、打てなさすぎです。この試合の前日もナショナルズのラナンに完封負けを食らっていたのですが、この日も防御率4点台のスタンメンにいいように抑えられていました。打線は、先発に並ぶ選手の名前とその今シーズンの成績を見るだけでも、残念ながらナショナルズの方が迫力があるように思われました。特にダンなどはその気があればメッツもオフにFAで(しかも例年ほど高額ではなく)獲得できたはずだった選手です。今年のケガ人だらけの惨状からすれば、ダン1人がいたところで、優勝できたとは言えないようにも思いますが、毎年フロントが中途半端なところで補強をやめてしまうツケが(昨年のオフはサンタナの獲得で満足してリリーフを補強せず、今年はリリーフの補強とペレスの再契約で満足して打線を補強せず)、結果に表れてきているような気がしてなりません。
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↑やはり貫禄充分のダン。この日の時点で24本塁打。

実は、この日の私は時差ボケと睡眠不足のピークで、時折ひどい頭痛がしていたのですが、さらに頭が痛くなるような試合内容でした。いつかまた今回果たせなかったシティ・フィールドでのメッツ戦観戦をしにNYに行きたいと考えていますが、そのときはもっとよい試合を見られるように、また、メッツがもっとよいチーム状態であることを、願っています。
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↑ナショナルズパーク恒例の大統領たちの徒競争
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↑でもナショナルズのメインのマスコットキャラクターは大統領たちではなく、この鳥
by fbrat | 2009-07-27 03:20 | Mets/MLB