Holiday From Real

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AC Milan vs Palermo

これもバルサ戦よりも前の話ですが、先週末の日曜日は、ACミラン対パレルモを見に、日帰りでミラノまで行ってきました。ウェストハム戦も一緒に見に行ったNさんに、カンプノウ行ったのであればぜひサンシーロも見ておくべきだよと勧められたのと、ACミランの監督アンチェロッティが来期のチェルシーの監督候補として名前が挙がっていることもあって、その実力を見極めるために(…なんて、そんなにサッカーのことが分かってるわけではありませんが)、見に行ってきたという次第です。

ミラノは観光では11年ほど前に来たことがあったのですが、試合前、若干余裕を持って現地に着いたこともあり、一応お決まりの観光場所へ、ということで、ドゥオモとヴィットリーオ・エマヌエーレⅡ世のガッレリアへ。どうでもいい話ですが、学生時代に勉強した世界史とか地理とかって、短い名前よりも長い名前の方が個人的には覚えやすいところがあり、このヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世とか、スリランカの首都のスリジャヤワルダナプラコッテとか、無意味に(?)長いものの方が却っていつまでも記憶に残っています。
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↑ドゥオモ
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↑ヴィットリーオ・エマヌエーレⅡ世のガッレリア

ガッレリア内のサヴィーニというレストランで昼食。サフラン風味のミラノ風リゾット↓
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あまり好みの味ではありませんでした。夕飯はやはりミラノ名物の仔牛のカツレツを食べたのですが、これもイマイチで(もっともカツレツの方は空港内のチェーン店のレストランのようなところで食べたのがいけなかったかもしれませんが)、どうもミラノの料理は口に合わないような気がしました。

お腹もいっぱいになったところで、ドゥオモ広場近くの乗り場からトラム(16番)でサンシーロへ。

やってきました、サンシーロ↓
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2階席だったのですが、中に入るとこんな感じ↓
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この写真は試合開始1時間以上前なのでまだ閑散としてますが、試合開始時間が近づくに連れてだんだんと盛り上がってきました。音が籠もるような感じがあり、なかなか雰囲気としてはよかったです。カンプノウも音が籠もるような感じがあり、盛り上がりはすごかったですが、あちらはダービーだったのに対し、こちらは特に何か名目のある試合でもなく、しかも結構雨が激しかったりしたにもかかわらず、それでも結構盛り上がってました。

ただ、スタジアムの設備的にはイマイチな印象を受けました。屋根がある席なのに、雨を完全に防ぎきれておらず、どこから漏れてきてるのかは分かりませんが、グラウンドほど強くはないものの、試合中ずっと雨に降られ続けました。また、2階席の一番前の席に座っていたのですが、排水設備が整ってないらしく、2階席に降った雨水が一番前にたまってしまっており、足場が水溜り状態でした。おそらく晴れてれば、何の不満もなく素晴らしいスタジアムだとの印象を持ったと思うのですが、この点は残念でした。

試合は、今シーズンはセリエAでも中位につけるパレルモが、試合開始当初は押し気味に進めます。パレルモは左サイドバックのバルツァレッティがかなり高い位置にいることが多く、チャンスを作り出したりもして目立ってました。

ところが、前半10分、これPKかなー?と思うようなプレーで、ACミランがPKを得て、カカがこれを決めて、あっさり先制。ここから試合の流れは一気にミランの方に傾きます。

ACミランの布陣は4-3-1-2。3ボランチということで、3人のセンターハーフを置くチェルシーとも相通ずるところがあるかもしれない、ということは、アンチェロッティは意外と次期監督として適任かもしれない、などと考えながら見ていました。チェルシーとの大きな違いは、ウィングの位置に入るプレーヤーがいないので、サイドの上がり目の位置に後ろの選手が上がっていく頻度が高いこと。この日の3ボランチは右からベッカム、ピルロ、アンブロジーニだったのですが、アンブロジーニはたびたび左サイドを上がって行ってました。右はむしろサイドバックのフラミニがベッカムを追い越して上がっていき、ベッカムはバランスをとるために下がり気味に位置するようなことが多かったです。もっとも前半の途中からはときどきベッカムも右サイドを上がっていくような場面も見られました。チェルシーでももちろんランパードとかバラックがサイドに流れることもありますが、アンブロジーニなどがサイドに上がっていく頻度はそれよりも全然高かったように思います。

試合内容は、前半20分にアンブロジーニのセンタリングにインザーギがきれいに頭で合わせてACミランが2点目。この攻撃は鮮やかでした。他にも、結局、得点には結びつかなかったものの、チャンスと見ると一気に5人くらいが前線になだれ込んでいくような場面もあり、この日のミランは、連動性があってダイナミックなサッカーを展開していたような印象を受けました。

後半の57分に再びカカのPKで3点目を追加したミランは、セーフティーリードと思ったか、この後は顔見世興行。65分にシードルフに代えてロナウジーニョ、67分にインザーギに代えてシェフチェンコを投入。メンバー豪華です。逆に言えば、こんな風に誰でも知ってるベテランばかりなのが、高齢化が指摘されるゆえんかも知れませんが。ファンも喜んでましたが、ロナウジーニョは運動量も全くないし、カカと細かいパス交換を繰り返した挙句ボールを失ったりだとか、個人的には全く精彩を欠いた印象を受けました。

ということで、チェルシーの来期の監督は、もちろんヒディンク続投が一番いいのですが、ヒディンクの辞任の意思が固いなら、ミランでなかなかよいサッカーをしてるし、アンチェロッティでもやむを得ないか(←偉そう)との感想を抱いた試合でした。まー、アンチェロッティ本人は現時点ではミランを辞めないといってますけど。
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by fbrat | 2009-04-30 07:30 | Chelsea/Soccer